3月18日~21日 今年も、らんさんの記念横断幕で来場者を歓迎

新生ばんえい発足以来、長年にわたって、ばんえい競馬を応援してくださっている首都圏在住のイラストレーターらんさんから、横断幕イラストが到着。枠順が決まってからイラストを描いてくださるので、今年も掲示は、ばんえい記念ウイークの3日間だけになりましたが、スタンド中央の、最も人通りの多い場所に掲示された大判の横断幕は、やっぱり圧巻。たくさんの来場客が足を止め、各馬のイラストを楽しんで行かれました。

毎年、同じ事業の繰り返し……と思われるかもしれませんが、この継続こそが、ばんえい競馬を文化として底支えすることだと考えています。正に「継続は力」。らんさんを始め、長年応援してくださっている方に感謝しつつ、2022年度ばんえい競馬開催の終了を見守りました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ばんえい記念歴代王者・缶バッジ ガチャで販売!

 毎年、ばんえい記念シーズンには、同レースを盛り上げるため、また遠隔地からお越しになるファンのため、ばんえい記念優勝馬をデザインしたタオルなどを制作して来ましたが、コロナウィルス感染拡大の影響で、タオル、手拭いの入手が不安定に。そのため一昨年から、記念タオルの制作販売を見合わせてきましたが、このまま指をくわえ情勢を傍観しているだけではファンの皆様に申し訳ない、ということで、今年は大きく方向転換。新生ばんえい以降の歴代ばんえい記念優勝馬の缶バッジを作成しました。更に、皆様に楽しんでいただくために、この缶バッジをガチャで販売することに。
 「トモエパワーからメジロゴーリキまで、新生ばんえいの全王者10頭が勢揃い!」と謳い、ばんえい記念直前の18日から競馬場スタンド入口付近にガチャマシーンを設置しましたが、お陰様で大好評。たつた3日間の販売でしたが、お気に入りの馬のバッジをゲットするため、小さなお子様からシニアファンまで、多くの皆様がガチャマシーンの前で一喜一憂。楽しく遊んでいただきました。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

1月18日~3月28日 重賞スケジュール掲示

 本年も重賞スケジュールの掲示を実施しました。冬の重賞シーズンを迎えて、ばんえい競馬の重賞路線を知っていただくこと、また、これらレース結果をお楽しみいただくことを目的として、12月からの重賞競走の流れ図を掲示。
 終了した競走についてはレースの模様などを記した「レース結果」と勝馬の写真を、実施前の競走については過去の優勝馬などを記した「レースの歴史」を掲載しました。
 毎年恒例の掲示物として、すっかりお馴染みとなった重賞スケジュール。掲示板の前で足を止め、「今年は、この騎手が活躍してるね」「ばんえい記念に向けて、どの馬が調子がいいのかな」などと話しておられる来場者も方々も多く、お楽しみいただいている様子を見るたびにスタッフ一同、ばんえい競馬の支援に役立てていることを実感し、喜びを噛みしめています。

1月1日~1月9日 1億円馬蹄鉄&写真展示

関係者のご厚意で1億円馬アサギリ号の蹄鉄が当会に寄贈されましたので、お披露目を兼ねて、アサギリ号の蹄鉄と立ち姿の写真を、お正月開催期間中に展示いたしました。

場所は、帯広競馬場スタンド入口横「ばんえい展示コーナー」。以前、これも関係者から寄贈していただいていた1億円馬キンタローの蹄鉄と写真も共に展示。

北見の鬼と呼ばれ、重賞競走優勝10回、史上5頭目の1億円馬に輝く名馬アサギリ号。そして、ばんえい競馬を代表する名馬キンタロー号。そんな歴史的名馬2頭の蹄鉄と雄姿で来場客をお出迎えし、 2023年ばんえいお正月競馬に華を添えました。

12月24日 クリスマスイベント実施

今年のクリスマスイベントは、ポニーとのふれあいに加えて、近年の酪農家の苦境を訴えるため牛乳パックの配布も行いました。

牛乳配布については、今後の消費に繋げるためにも、来場者に酪農の窮状を知ってもらうための啓発のシールを牛乳パックに貼りつけ、開門時に入場門で配布。200パックを用意しましたが、開始から僅か6分で終了する大盛況となりました。

牛乳配布は上記のように短時間に終わりましたが、その後は、観客の皆さんに、ゆっくりポニーとのふれあいを楽しんでいただきました。使用したのは当会所有のポニー・エクレアですが、首に「牛乳消費拡大」のプレートを掲げるなど、エクレアからも来場者に今イベントの趣旨を訴えてもらいました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA