6月26日 帯広市立清川小学校で出前授業

3年前から「馬の学習」を恒例授業として取り組んでいる清川小学校で、出前授業を実施しました。
3年生は「草食動物と肉食動物」というテーマで、馬を始めとした動物たちの生態について、4年生は「北海道開拓と馬」というテーマで馬を核とした北海道開拓から機械化までの歴史について学んでもらいました。農村地帯の小さな学校だけに、農家の子ども達が多い同校ですが、馬を身近に知る児童は案外少なく、3年生、4年生共に、「へぇー」を連発する授業となりました。
そんな教室での学習の後は、お楽しみの馬車体験。服部厩舎のフクスケ号が引く馬車に乗った児童たちは、大喜び。この日、十勝地方は30度を超える真夏日になったため、フクスケの体調を考慮して馬車運行は各学年1週ずつとしましたが、その分、ニンジンをやったり、背中に載ったりと、ばん馬とのふれあいをたっぷり楽しんだ子供たち。トラックに乗り込んで帰るフクスケを、名残惜しそうに見送っている姿が、ちょっと切なく、とても愛らしく見えました。

↑ 防風林に囲まれた緑豊かな校庭を周回するフクスケ馬車。

 ↑  最初は馬が怖かった児童も服部調教師がリードすれば、すぐに馬と友達に。