第3回馬事知識普及公開セミナー報告

2月26日、とかちプラザにて第3回馬事知識普及公開セミナーが行われました。約40名の方にご来場いただきました。
3名の講師の方に、馬についての有意義なお話をいただきました。
旋丸巴専務理事は「北海道の馬文化」。働く馬や祭り、イベントの中での馬、信仰の馬など、人の生活にこれだけ馬が関わっているということをわかりやすく教えていただきました。
古林英一理事は「北海道の馬と競馬の歴史」。ばんえいの歴史について講演していただきました。「3競オート」と呼ばれる公営競技の中で、競馬法だけが法律の目的を示しておらず「自治体の財政のために競馬を行うとは書かれていない」ことに言及。売上が赤字でも、経済的効果がそれを上回れば存在の意義があるのではないか、経済の活性化の道具としてどのように活かすかを考えるべき、との話に参加者の方々が聞きいっていました。
河合正人帯畜大准教授は「道産馬(どさんこ)の世界」。北海道和種馬の現状や歴史、飼料の話を写真を交えてお話いただきました。
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馬に対する新たな発見ばかりでした。来年度も全道で馬学セミナーを開催する予定ですので、ぜひお越しください。日程はブログにてご案内いたします。
(斎藤)