11月3日(水・祝) JBC船橋競馬場ばんえいPRブース開設&出店

今回のブース開設と出店をボランティアで担当いただいた東京支部のKYOKOさんに報告をしていただきました。

去る11月3日、千葉県の船橋競馬場で、地方競馬の祭典JBCが行われました。
その場内イベントの一部として、「とかちむら」の産直品と当会のばんえいグッズの販売ブースが設置されました。
ばんえいグッズを販売してきましたので、ご報告します。
まずは早朝に集合し、販売所の設置。割り当てられた場所は、スタンド2階のテラスの一角で、パドックやレースのついでにふらっと通りかかるような場所ではないので、本当にお客様が来てくれるかどうか不安になりながら準備しました。
今はとにかくゴールデンバージでしょ! ということで、ゴールデンバージを中心に注目馬の紹介ボードを作成して持って行きましたが、やはり、ばんえいのことはよく知らなくても、ゴールデンバージはテレビで見たよ、とおっしゃるお客様が多かったですね。
「今ゴールデンバージ知らない人いないでしょ!」というありがたいことを言ってくださる方もいらっしゃったのですが、これをきっかけに他のばんばも知ってくれたらいいですね。
今回のもう1つの目玉は、写真家・太田宏昭氏の作品集でもあるばんえいカレンダー。もともと東京支部の交流会で、印刷会社のデザイナーであるhakubaoujiさんと太田さんが出会ったことから生まれたコラボ商品なので、hakubaoujiさんにもお手伝いいただきPRしました。2冊買って行かれる方もたまにいたのですが、ばんえいPRに使ってくれるのかな?
ブースは人が回遊しない場所だったのですが、当会理事の矢野アナウンサー初め、競馬マスコミの方々がよく足を運んできてくださって、ついでにお客様も連れてきてくれました! とくにラジオNIKKEIのWアナは呼び込みまでしてくださったし(さすがに声が通る!)。
ほかにも何度も人を連れて来て買わせたり、自分も大人買いしてくださったりしたマスコミの方々、ありがとうございました。おかげさまで盛況のうちに終えることができました。
ばんえいのPRができたことはもちろんですが、ばんえいを応援する人の輪がつながっているのを実感できたこともうれしかった1日でした。(KYOKO)

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2010年10月16,17日 ばん馬まつり協力

 当会が毎年協力している、今年で4回目を迎えた「ばん馬まつり」(ばん馬と共に地域振興を図る会主催)。昨年から当会が担当し、実施している「獣医診療実演」と「装蹄実演」に加えて、今年は、帯広刑務所で作成してもらった木製の馬型マグネットに、色づけをしてもらう「カラーリング体験」も実施しました。
 16日に行われた獣医診療実演は、帯広競馬場で開業する森田獣医師が観客の前で実際に診療を公開。「馬の耳の回りには10個の筋肉があります」「馬は800メートル先の匂いをかぎわけます」など、馬の体について解説。その後は、患者になってくれたミルキーの歯をヤスリで削る豪快な「歯みがき」を実演。あいにくの雨にもかかわらず、多くの観客が興味深げに森田先生の話に耳を傾けていました。
 17日は、これまた帯広競馬場で開業する千葉装蹄場の皆さんによる装蹄実演を行いました。高熱で焼かれた新しい蹄鉄が馬の蹄に装着される様子に、観客からは「馬のネイルアートだね」と絶妙の感想も飛び出していました。
 そして今年、当会が新規で企画・実施したのが「ばん馬マグネットのカラーリング体験」。馬型に切ったマグネットに、マジックや絵の具などで自由に色づけをしてもらう楽しい体験。1人1回という制限を設けたにもかかわらず、各日100個ずつ、計200個用意したマグネットが終了時間を待たずになくなってしまうほどの大人気を博し、こどもたちは思い思いの色を自由に楽しくマグネットに塗り、大切に持ち帰ってくれました。

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9月11日 帯広刑務所矯正展で、ばんえい競馬PRと馬車運行

毎年、帯広刑務所で行われる矯正展。受刑者が作った物品や作物の販売、刑務所見学などで賑わう刑務所の祭典ですが、ばんえいグッズを同刑務所と共同開発したことをきっかけに、昨年からは当会も、ばんえいPRを目的にグッズ販売などを展開。今年は、服部調教師の協力を得て、リッキー馬車の運行も実現しました。
当会のブースでは、ヒット商品である「ばんえいグラス」や「ばん馬マグネット」に加えて、新製品「ばん馬キーホルダー」など同刑務所と共同開発した、ばん馬グッズを販売し、訪れた人々の注目を集めていました。
また、リッキー馬車も大好評。刑務所の高い高い塀の外周を、ゆっくりと馬車で行くのも、なかなか赴き深く(?)、定員いっぱいの人を乗せてリッキーも大奮闘してくれました。
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リッキーに触れて乗って、壁新聞を書いて「芽室ライブラリートーク」

 大変遅くなりましたが、7月29日に行われました事業の報告です。

 馬を通じて、子供たちに豊かな感性と表現力を養ってもらおうと、芽室町のNPOめむの杜と共催したのが、「ライブラリートーク『ばん馬が町にやって来る』」。芽室町図書館を拠点として「ライブラリートーク」を展開するNPOの杜に、今回は、当会が協力し、子供たちに壁新聞作りに取り組んでもらいました。服部・辻本両調教師、大河原騎手など協力で、芽室町図書館にリッキーが現れると、子供たちのみならず、保護者や通行の人々までもが大興奮。さっそく、触って、乗って、そして、最後には、馬車で芽室市街を一周。またまた、通行の人々や車輌がびっくりする中。楽しい、ふれあいタイムが過ぎ……。
 そして、後半は、このリッキーとの体験を壁新聞に。「リッキーは、どんな形をしてた?」「どんなにおい?」「どんな手触り?」という講師の問いかけに、子供たちは五感をフルに使って記事の執筆に専念。絵も添えて、みんなそれぞれに「自分だけの壁新聞」を完成させていました。

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鈴木勝堤騎手引退式

ばんえい界を代表する名手・鈴木勝堤騎手が11月22日11レースの騎乗を最後に、引退されました。
1981年デビューの同騎手は、アサギリ、ミサキスーパーなど数々の名馬と共に40もの重賞を制覇。生涯成績17,850戦2,313勝、歴代6位の勝利数を記録した歴史に名を刻む名ジョッキー。
引退式でも、その引退を惜しむ声がそこここから聞こえましたが、勝堤騎手は
「今後は、生産や育成など、後方から、ばんえい競馬を支援します」と、さわやかに挨拶。
多くのファン、関係者から花束が贈ら、当会からも、ばんばショップでモデルを務めてくださったTシャツなど勝堤騎手ゆかりのグッズを進呈いたしました。

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引退式で「これからは後方から、ばんえい競馬を支援します」と挨拶した勝堤騎手。

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場内には勝堤騎手が制した重賞レースの肩掛けが飾られた。