鹿追町競ばん馬競技大会

 7月22日、鹿追町で行われた「鹿追町競ばん馬競技大会」に、例年同様、参加いたしました。当会が同競技会で実施したのは以下の3点。
 1.ばんえいPRブースの設置
 2.ばんえいグッズ販売
 3.優勝者への副賞の提供
 今年で第50回を数える同大会。東士幌での競馬が無くなった現在、十勝唯一の伝統的草競馬大会となりましたが、この大会を盛り上げるために、上記事業を実施。同会のブースからは、ばん馬レースは見えませんでしたが、トロッターによる速足レースや、軽種による駈歩レースなどを観戦しながら、楽しく、ばんえいPRや物品販売を行いました。

とかち馬文化を支える会のブース 
DSCF5508.JPG

天馬、空をゆくが如し。速足レース
DSCF5517.JPG

可愛いドサンコレースで勝ったのは仔馬
DSCF5523.JPG

7月18・19日 全十勝共進会に賞品提供

 当会では、農用馬生産支援として毎年、共進会などへの賞品提供事業を行っていますが、本年度第一回目の同事業は、7月18日、19日の2日間にわたって開催された全十勝共進会において実施されました。
 農用馬の主力馬産地である十勝全域から優良馬が集うこの共進会では、今年も農用馬「雄1歳」「雌1歳」「雌2.3歳」の3部門で審査が行われました。当会では、この3部門それぞれのチャンピオン=1等1席に輝いた馬に、ばんえいグッズの詰め合わせセットを副賞として提供いたしました。
 ささやかな賞品ではありますが、年々減少する農用馬の生産を少しでも応援するよすがとなれば、と念じて、生産者の方々に進呈いたしました。

審査風景
DSCF5479 (1000x700).jpg

共進会に提供された賞品群(中央、白い袋が当会提供賞品)
DSCF5475.JPG

6月27日 帯広市立啓西小学校出前授業

今年度初めての出前授業は、帯広競馬場に最も近い啓西小学校での開講となりました。以前、当ブログででもご紹介しましたように、同校3年生は総合学習で地域との結びつき、特に競馬場との結びつきの学習に取り組んでいます。当会は、この総合学習に協力しており、5月14日の競馬場内の畑作りに続き、この日は、ミルキー馬車と共に学校に出向きました。
 プログラムは、例によって、教室での授業とミルキーとのふれあい体験の2本立て。

a.JPG

b.JPG

教室では草食動物や肉食動物の性質の違いなどについて楽しく学んだ後は、馬車に乗ったり、ミルキーにまたがったり、ニンジンをやったり、と、ミルキーに直接に触れて子供たちは大喜びでした。また、ミルキーと一緒にやって来たミニチュア・ホースの小梅ちゃんも、いつものように大人気。大きなミルキーはちょっぴり怖い児童たちも、小梅の引手を持って散歩をするところから始めれば、ほら、この通り、馬と大の仲良しになれました。
 
c.JPG

なお、今回の出前授業には、ミルキー担当の鈴木調教師の他、村上騎手、今井調教師夫妻にもご協力いただきました。心より感謝申し上げます。

修学旅行案内協力

 昨年度から帯広競馬場では修学旅行の中学生を受け入れていますが、帯広市の要請を受けて、本年度からは当会も修学旅行生の案内に協力しています。
 訪れるのは、主に札幌、小樽方面の中学校ですが、馬との綱引きや人間ばんば、馬車体験など、多彩な体験メニューに生徒たちも大はしゃぎ。今や十勝以外では見ることも難しくなった大型馬たちに直接触れる貴重な学習を体験しています。
 本年度受け入れ校数は7校。内5校が終了していますが、当会は、今後も積極的に同事業をサポートして行く予定です。

ミルキーとの綱引きを楽しむ修学旅行生
20120605154549_m.jpg

6月1日 騎手勉強会・協力

 騎手不祥事事件を受けて、騎手自身が自らの姿勢を正そうと、6月1日、騎手勉強会が開催されました。
 当会は、ばんえい騎手会(山本正彦会長)の要請を受け、同勉強会の講師役として参加。当会理事であり、話し方やマナーの専門家でもある小枝佳代理事が講師となり、まずは騎手の皆さんと忌憚のない意見交換を行いました。
 騎手さんたちの戸惑いも多く、現状、何から始めて良いのかわからない、というのが本音のようでしたが、こうした勉強会を開くことによって、単に不祥事の反省のみにとどまらず、魅力あるばんえい競馬作りのために、騎手がどうあるべきか、その道を探り実現することができるものと期待し、今後も要請があれば当会としても勉強会に協力したいと考えています。
騎手勉強会.JPG