4月29日 2022フェアプレー賞表彰式

4月29日、「2022年度 フェアプレー賞」の表彰式を帯広競馬場、特設会場で開催したしました。

今年度の受賞者は以下の通り。当日は、当会・佐々木理事から、賞金と副賞としてのトロフィー、賞状が授与されました。

フェアプレー賞(賞金50万円) 島津新騎手

フェアプレー特別奨励賞(賞金10万円) 今井千尋騎手

グランド・フェアプレイヤー賞【新設】(賞金10万円) 鈴木恵介騎手

授賞理由などについては、後日、お知らせいたします。

2022フェアプレー賞は島津新騎手が選ばれました。島津騎手には佐々木理事から賞金50万円と賞状、トロフィーが授与されました。
特別奨励賞は今井千尋騎手に。
新設されたグランド・フェアプレイヤー賞には鈴木恵介騎手

フェアプレー賞の島津新騎手にはスワロフスキーの馬トロフィーが贈られました。

3月24、28、29、30日 集中乗馬実習(若手育成事業)

春休み期間を利用して、当会若手育成事業として集中乗馬実習を実施しました。

令和元年から始まった若手育成事業ですが、将来、馬の仕事に携わりたい学生や生徒、そして、厩務員など既に馬の仕事に就いている若者を対象に、馬に関する様々な講習会や実習を行っています。

今回は、その中でも最も基本的な乗馬実習を実施。馬に乗るだけではなく、馬装や手入れなどについても、専門家の講師を招いて学習してもらいました。

TOPIC  コロナ禍での新機軸「馬の好きな草当てクイズ」

コロナ前には帯広市PR馬(ばんえい引退馬)で出前授業を行っていましたが、コロナ禍にあってはPR馬が出動自粛。そのため当会ではポニーを使って授業を続けて来ましたが、ばん馬を使っての馬車体験など迫力ある体験はできないのが悩みでした。

しかし、今年度からは「馬の好きな草当てクイズ」を考案。ポニーでも楽しく、かつ深く学んでもらうことが出来ました。このクイズ、数種類の草を用意し、児童・生徒に馬が好きな草を当てさせというものですが、差し出した草にポニーは、即座に食いついたり、或いはプイッとソッポを向いたり……。その反応に子供たちは一喜一憂。草食動物でも、全ての草を食べるわけではないこと、馬によって志向があることなどを実感した子ども達に大好評を博しています。

みんなで、馬の好きそうな草を選んで……
答えはポニーが出してくれます。さて、この草は食べるかな?

 

3月18日~21日 今年も、らんさんの記念横断幕で来場者を歓迎

新生ばんえい発足以来、長年にわたって、ばんえい競馬を応援してくださっている首都圏在住のイラストレーターらんさんから、横断幕イラストが到着。枠順が決まってからイラストを描いてくださるので、今年も掲示は、ばんえい記念ウイークの3日間だけになりましたが、スタンド中央の、最も人通りの多い場所に掲示された大判の横断幕は、やっぱり圧巻。たくさんの来場客が足を止め、各馬のイラストを楽しんで行かれました。

毎年、同じ事業の繰り返し……と思われるかもしれませんが、この継続こそが、ばんえい競馬を文化として底支えすることだと考えています。正に「継続は力」。らんさんを始め、長年応援してくださっている方に感謝しつつ、2022年度ばんえい競馬開催の終了を見守りました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

3月24日 若手育成事業 乗馬実習開始

雪解けも進み、馬場の使用が可能になったため、乗馬実習を再開。今年度、若手育成事業に参加し、初めて当会の乗馬実習に参加するメンバーもいて、また新しい春がやって来たことを実感させられています。

実習内容は、参加者それぞれの技量に合わせて体験的な乗馬から、中級者向けの少しレベルアップした練習まで様々ですが、今回は3名の育成者を対象に4日にわたり実施する予定です。

なお、若手育成事業は本年も継続されますが、ようやくコロナの呪縛からも解き放たれる時期を迎え、軽種馬の牧場見学や、他分野からの講師の召喚など、今までにできなかった方面での事業展開にも積極的に取り組んでいく予定です。

まずは補助者が付き添って部班運動の準備
中級を目指す参加者
初心者は、先輩に指導してもらいながら基礎を習得