会員意見交換会・交流会のご案内

昨年度総会において会員各位からいただきました「会員相互の交流の場を」というご提案を受け、下記の要領で、当会会員対象の意見交換会を開催することと致しました。 
 競馬開催日、レース前の一時、ばんえい競馬や当会に対する忌憚のないご意見を賜りたいと思います。また、意見交換会の前には、馬頭観音の参拝などを含めた特別パックヤードツアー、夕方からは焼肉を囲んでの楽しい懇親会も設定いたしましたので、是非、ご参加の程、お願い申し上げます。 敬具

日時 平成23年7月17日(日曜日)
バックヤードツアー(馬頭観音参拝を含む)  13:00 ~
意見交換会(帯広競馬場内会議室)  13:30 ~ 14:20
懇親会(競馬場スタンド前) 18:00 ~ 19:30
 (懇親会は希望者のみ。懇親会のみの参加も可)
集合場所 帯広競馬場入場門前
懇親会費 3000円
定員 20名
申込受付 7月14日(金)までに、メールumabunka@spice.ocn.ne.jp、電話0155-676890、FAX0155-67-6891にてお申込みください。

※非会員の方でも、当日入会で参加いただけます。

開幕を彩る「レディース・ポニーばんば」

開幕初の日曜日となった4月17日、ポニーばんば愛好家からの申し出を受けてレディース・ポニーばんばを実施いたしました。昨年のお盆にも実施した同レース、今年は「開幕に花を」ということで、この時期に行いました。
当日は、寒風吹きすさぶ生憎の天気でしたが、ポニー達は元気いっぱい。本コースの巨大な第2障害も元気に駆け上がり、観客の大きな拍手を浴びていました。

寒風の中、レースに参加して下さった女性陣と、ポニーを無償でご提供いただいた馬主の皆さん、そして、何より小さな体で力走してくれたポニー達に、心より感謝申し上げます。

小柄でも、第二障害を楽々と超えて……
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さすがは元騎手、見事な手綱さばきで佐藤希世子さん(タイガ号)が見事1着でゴール!
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現役騎手の意地(?)を見せて2着には竹ヶ原騎手(ハヤブサ号)が
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いつもながらの「男前」谷調教師(チョビ号)
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ちょっと小柄なアオノレクサス? (ハクリュウ号)と清水川由佳さん(厩務員、皆川調教師の次女)
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最後まで頑張ったサスケ号と長澤沙耶佳さん(厩務員、長澤幸太騎手の奥様)にも大きな拍手が巻き起こった
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馬が繋いだ支援の絆 ~チャグチャグ馬コ開幕に登場~

東北大震災で被災された方に配慮し、今年度ばんえい競馬は恒例の開幕パレードを自粛。当会も昨年行った「チャグチャグ馬コ・パレード」を取り止めましたが、本年度初開催となった4月16日、17日、岩手県滝沢村のチャグチャグ馬コ同好会の有志が、ボランティアで開幕に駆け付けてくださいました。
今回、来帯された4名の保存会メンバーは、自前のワゴン車に馬用衣装(馬装束)2頭分と、人間用衣装10名分を載せて岩手県を出発。給油制限が続く中、途中、ガソリンを補充しながら、当日朝到着。そのまま衣装を調え、リッキー、ミルキーにもあでやかな馬装束を付けて、競馬場開門と同時に観客を出迎えました。
一昨年、昨年と当会が主催した「チャグチャグ馬コ in 帯広」て、すっかり十勝の人々にもお馴染みとなった、絢爛豪華なチャグチャグの装束に、観客も皆さん、足を止め、写真を撮ったり、同好会の人たちから由来を尋ねたり、と、この貴重な伝統馬文化を堪能されていました。
また、16、17日共に、午後には、競馬場内でミニ・パレードを実施。きらびやかな馬装束に身を固めた馬に可愛い女の子がまたがる姿に、観客は笑顔で見入っていました。
「今回の震災では、帯広競馬場から200万円近い義援金を東北に送っていただき、そのお礼に来ました。まだまだ岩手県は死者より多い行方不明者がいる状況ですので、引き続き、支援のほど、宜しくお願いいたします」と話して下さったのは、同好会の斎藤喜次さん。
馬が繋いでくれた東北との絆を大切にして行きたいと、改めて痛感させられた2日間でした。
なお、本年度も当会では「チャグチャグ馬コ in 帯広」を実施する予定です。実施日など決まり次第、当ブログなどでお知らせいたしますので、是非、帯広競馬場で、ばんえい競馬と併せて、この東北の馬文化をお楽しみください。

4月16日、騎手、調教師と共に、観客を出迎えたチャグチャグ馬コ
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場内パレードでは被災地出身の安部憲二騎手と阿部武臣騎手、村上章騎手が馬達の手綱を握った。
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チャグチャグ馬コの豪華な馬装束を身につけたミルキー
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太田宏昭ばんえい教室開催

1月30日(日)、プロカメラマン太田宏昭さん来帯のご予定に併せて、写真教室を開催しました。
太田さんは能楽写真家として活躍されていますが、JRAなど競馬の写真でも高いクオリティーの写真を発表。また、ばんえい競馬にも造詣が深く、昨年末には、ばんえい競馬カレンダー「光と砂」を制作。好評を博した辣腕カメラマンです。

そんなプロカメラマン太田さんの写真教室、しかも、日頃は立ち入れないゴール正面での撮影が可能ということもあって、募集から半日で15名の定員をオーバーする盛況ぶりでした。

そうして迎えた教室当日。
まず会議室で太田さんから、レース撮影についての技術などについて講義。「レンズを覗いていない方の目で、全体を見てください」などプロならではのテクニックの伝授してもらいました。
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次に訪れた装鞍所では、出走前の馬達や、並べられた馬具を撮影。
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そして、いよいよレースの撮影。馬の集中力を阻害しないよう、また公正なレースを保つために、撮影者は「一度撮影ポイントを決めたら動かない」という約束でしたが、参加者の皆さんは、レース前にしっかりベストポジションを選んで、撮影に臨んでいました。
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短時間のレースでの撮影は、なかなか難しいものがあったようですが、それでも参加者の皆さんは一様に「楽しかった」「勉強になった」と大喜び。早くも「次回はいつですか」という質問も飛び交い、大盛況のうちに終了しました。

今回は地元の方々向けの教室でしたが、今後も機会があれば遠方の方々にもお楽しみいただける写真教室を開催したいと考えていますので、ご期待ください

騎手交流会報告(遅ればせながらですが…)

ご報告が遅れて1ヶ月も経ってしまいましたが、10月8日に実施した「ばんえい騎手交流会」のご報告です。

 毎年、恒例になった騎手交流会ですが、今回は、「いつもNPOの皆さんにお世話になってばかりでは申し訳ない」と騎手会のメンバーが奮起。当会のメンバーと共に食料の買い出しに出かけたり、調理や会場準備に立ち働いたりと大奮戦して下さいました。
 そんな騎手さんの心意気が通じたのか、参加者も50名弱と、これまでの最高数を記録。定時18時は賑々しく開会となりました。
 まずは、藤本匠騎手会長の挨拶。

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乾杯が終われば、後は当会メンバーと騎手さんが作った海鮮鍋や藤野騎手が腕をふるう焼きそばなどを肴に歓談の時間。日頃は勝負に燃える厳しい騎手さんが見せる和やかな素顔に、参加者さんたちも大喜びで楽しい時間を過ごしておられました。

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生き別れの兄弟? と思うほど激似の藤島騎手(左)とファン。

 そんな歓談の合間には、恒例のお楽しみ抽選会も!
 いつもレアなプレゼントが用意されるこの会ですが、今回は、鈴木恵介騎手の勝負副など、いつもにも増して超レア、豪華な賞品が騎手さんたちから提供され、会場の熱気も更に上昇。佐藤希世子騎手のサイン入りパネルや、尾ヶ瀬騎手提供のフクイズミ優勝写真などなど、ファン垂涎の賞品の当選者が決まるたびに大きな歓声が沸きあがりました。

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プレゼントにサインを入れる安部騎手。(若いファンに、ちょっと照れ気味?)

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ファンとの記念撮影に応じる松田騎手。レースでは絶対に見られない、辣腕の勝負師のこの笑顔!

歴史を伝える貴重な馬文化、雄大な馬達が繰り広げる迫力のレース……ばんえい競馬には色々な意義や魅力がありますが、この気さくで楽しい騎手さんたちのキャラクターも、ばんえい競馬の大きな魅力です。
 今回参加された皆様には引き続きのご参加を、そして、今回されなかった皆様には、是非、次回のご参加いただき、ばんえい騎手さんの暖かい人柄を実感していただきたく、切にお願い申し上げる次第です。(旋丸)