10月15.16日 ばん馬まつりは装蹄実演・馬体講座・エコバックカラーリングと大忙し

 人間ばん馬をメインイベントとする秋の一大祭典「ばん馬まつり」も今年で5回目。すっかり帯広競馬場の秋の風物詩となったこのお祭りですが、当会も実行委員会のメンバーとして今年もイベント協力を行いました。

【装蹄実演】
恒例となった千葉装蹄所の職人さんたちによる装蹄実演。今年も「この日のために削蹄を我慢させていた」というミルキー号の足を借りて、蹄を削る「削蹄」から、蹄鉄の形を整えながら蹄に蹄鉄をつける「装蹄」まで、1時間半にわたって実際に競走馬が蹄鉄を装着する全行程を、千葉装蹄師さんの解説付きで披露。観客の人たちは、「装蹄の代金はいくらくらい?」「何か月で蹄鉄を取り換えるの?」などの質問をしながら、熱心に装蹄を見ていました。

【馬体講座】
例年、帯広競馬場内で開業する森田獣医師にお話をしていただいていましたが、今年は森田先生が所要のためご不在。ピンチヒッターとして当会専務理事の旋丸が馬の体について解説を行いました。前日に引き続きミルキーに登場してもらい、実際の馬体を見てもらいながら、時には鈴木調教師にも参加していただき、目や耳の動きや顔の構造などについてお話をしました。
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【ばん馬オリジナルエコバッグ・手ぬぐいカラーリング】
 ばん馬まつりに来場したファミリーに楽しんでいただこうと、オリジナル手ぬぐい・エコバッグ作りのコーナーを開設。無地の手ぬぐい地とエコバッグ、そして布用のペンやリップスティック型染料、馬スタンプを用意し、馬などを描いてもらいました。参加者の多くは、小学生を中心としたお子様でしたが、お母さんたちや中高年の方も、エコバッグや手ぬぐいを前に大張り切り。馬の切り抜き型を利用したり、ばんえい十勝のスタンプを押したりして、世界でひとつ、自分だけのエコバッグや手ぬぐいを作っていました。

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9月10日、11日 北海道総合家畜共進会に参加協力

 4年に1度、北海道全域から選りすぐられた家畜が集う「北海道総合畜産共進会」。当会では、生産者支援と、ばんえいPRを目的に、優良馬への賞品提供と、PRブースの開設を実施いたしました。
 馬の部門に出品されたのは、農用馬の他、北海道和種馬、ポニーを合わせて総勢40頭。いずれも各地区を勝ち抜いた駿馬ばかりでしたが、中でも、体型、管理に優れた農用馬のタワノアスカ号は素晴らしく、最高位の栄冠を勝ち取りました。当会からはこのタワノアスカ号の栄誉を称え、ばんえいグッズ詰め合わせセットを贈呈しました。
 これら優秀馬たちの晴れ舞台の横に開設したPRブースでは、全道から集まった関係者が訪れ、予想以上の賑わい。農用馬のみならず、北海道和種馬の関係者などとの交流もあり、馬文化サロンとしての機能を果たせたのは、予想外の喜びでした。

ばんえい競馬PRブース
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最高位を獲得したタワノアスカ号
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最高位馬には、当会から副賞を提供しました
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ばんえい競馬がNHKドラマに

北海道にお住まいの方は既にご存知かと思いますが、現在、NHK北海道では、ばんえい競馬を舞台としたドラマ「大地のファンファーレ」を制作中です。
 主演は、朝の連続テレビ小説「おひさま」やユニクロのCMでお馴染みの高良健吾。相手役に蓮佛美紗子。その他の出演者に寺脇康文、杉本哲太と豪華な顔ぶれ。また、脚本も、これまた人気朝ドラ『ゲゲゲの女房』を手がけたの山本むつみ……と、話題性抜群のドラマですが、先月末からは、いよいよ帯広競馬場でのロケも開始されています。
 10月28日にはロケの様子が報道陣に公開され、本コースを使ったレースシーンの撮影では、現役ばんえい騎手に混じって、高良健吾がなかなかの手綱さばきを見せていました。

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その後の出演者4名のインタビューも行なわれましたが、ベテラン騎手役・寺脇康文が「教えることは何もない」とジョークを交えて、高良健吾の運動神経の良さを絶賛。他の出演者からも、楽しくロケが進められているので期待して欲しい、とのコメントがありました。
 1月に再度、競馬場ロケを行った後、北海道地区では2月17日・24日に放映。3月には全国での放映が予定されているそうですので、皆さん、ご期待下さい。

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NHKドラマ・エキストラ募集!!

 既に、ご存知の方も多いと思いますが、現在、NHK北海道では、ばんえい競馬をテーマとしたドラマ「大地のファンファーレ」を製作中です。
 北海道では来年2月放映予定、全国でも3月に放映予定。出演者も、高良健吾、寺脇康文、赤木春恵など豪華キャスト、ということで、ばんえい競馬を全国にアピールできる稀有なチャンスと、関係者一同、力が入っています。
 さて、そんな期待のドラマですが、競馬場でのエキストラを募集中。平日の長時間撮影、ということで、募集に苦戦しているようなので、是非、お手すきの皆様、撮影にご参加ください。

 募集日時は、10月26、27、11月1日の3日間。各日とも午前7時半から午後1時までと、午後0時半から8時までの2交代制。

 報酬など一切ありません。
 詳しくは、帯広商工会議所(担当 水口) ℡0155-25-7121まで

第100回東士幌ばんば大会

台風の影響で十勝は連日、激しい雨に見舞われていますが、御地はいかがでしょうか?
 9月3日に開催された東士幌の草ばんば大会、記念すべき第100回記念でしたが、残念ながら雨、雨、雨、の一日でした。
 さて、そんな中、当会は以下の事業を実施しました。
  1.生産者応援のために副賞(2本)提供
  2.PRブース開設(ばんえいPRとグッズ販売)
  3.ポニーふれあいコーナーの開設

 今回の新しい試みは3の「ポニーふれあいコーナー」。大会実行委員会からの要請もあり、服部町教師所有のミニチュアホース「小梅」を展示。体高70センチの極小ポニーだけに幼児や、見学に来た東士幌小学校の児童、そして、おとなにも大人気。みんなから人参をたくさんもらって小梅も大喜びでした。
 ただし、今回はPRブースが、コースの見えない場所にあったため、スタッフや手伝いに来てくれた会員の皆さんには、ちょっと寂しかったのも、というのが本音。 という訳で、この日記にも、レース写真はアップできませんでしたが、お許しを。

写真1 毎度お馴染みPR&グッズ販売ブース
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写真2 ふれあいコーナーではポニーの小梅が大活躍
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写真3 ご存知・谷調教師も応援に。新発売ピンクの「ばんば手ぬぐい」も、この人が巻けば、男前!!
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