毎年実施していた「ばんえいキッズ・クラブ」を更にバージョンアップさせた「ばんえいキッズ・キャンプ」を7月27,28日の両日、帯広競馬場で開催いたしました。
服部調教師発案の当キャンプは「子供の自主性」を最重視したキャンプ。子供がしなければならないことは「馬の世話」のみ、という自由なスケジュールで、さて、何が飛び出すか、びっくり箱のようなキャンプが始まりました。
一日目、27日の朝9時に集合した子供たちは、キャンプの達人・当会会員の横田氏にテントの張り方を教わり、まずは、自分たちの居場所づくり。ふれあい動物園の横にテントを設営しました。
次は、いよいよ馬とのふれあい。服部先生に馬の事を教わり、馬に触ったり、乗馬を楽しみ……
なぜか、途中、安部憲二騎手も乱入する乗馬タイム
その後は、馬への感謝をこめて馬小屋掃除
お昼ごはんは、みんなで流しそうめん。横田さん持参の雨どいに、そうめんを流して、みんな大騒ぎ。
午後は、装蹄所と診療所の見学。
獣医の森田先生が馬の口に手を入れるのを見て、みんなビックリ。
夕食も、勿論、子供たちの手作り。カレーとクリームシチューと焼き肉の豪華な食事は、買い出しから子供たちが手がけました。
夜は花火に肝試し、と、色んなことわしたけれど、翌朝は5時に全員起床。朝調教を見学しました。ばんえい競馬振興室の田中室長自ら案内して下さった贅沢な調教見学は……
何と「ソリ体験」付き。参加者全員がソリに乗り、付き添いのスタッフを大いにうらやましがらせました。
ラジオ体操、朝ごはんの後は、再び、馬房掃除。
またまた乗馬を存分に楽しんだ後、服部先生が用意してくれたのは……
うさぎレース! ふれあい動物園の人気者うさぎのフクとピーターが子供たちを楽しませてくれました。
お昼ごはんの後、最後のお楽しみはスイカ割り。参加者のお父さんが差し入れてくれた巨大なスイカをみんなで狙うのですが、なかなか割れず……。抱腹絶倒ののち、スイカは残らず食べつくしました。
と、楽しさテンコ盛りのキッズキャンプも28日夕方5時には終了。どの子も「楽しかった!
」「また来年も来る!」と満面の笑みで、何度も振り返りながら帰って行きました。
二日間、笑い声の絶えなかったキャンプになり、主催者としては喜ばしい限りですが、全力でキャンプを進行して下さった服部調教師と横田氏、また、経済的にも精神的にも多大なご協力をいただいたねばんえい競馬振興室、厩舎関係の皆さん、そして、当会の役員、会員、すべての皆さんに心より感謝申し上げます。