第100回東士幌ばんば大会

台風の影響で十勝は連日、激しい雨に見舞われていますが、御地はいかがでしょうか?
 9月3日に開催された東士幌の草ばんば大会、記念すべき第100回記念でしたが、残念ながら雨、雨、雨、の一日でした。
 さて、そんな中、当会は以下の事業を実施しました。
  1.生産者応援のために副賞(2本)提供
  2.PRブース開設(ばんえいPRとグッズ販売)
  3.ポニーふれあいコーナーの開設

 今回の新しい試みは3の「ポニーふれあいコーナー」。大会実行委員会からの要請もあり、服部町教師所有のミニチュアホース「小梅」を展示。体高70センチの極小ポニーだけに幼児や、見学に来た東士幌小学校の児童、そして、おとなにも大人気。みんなから人参をたくさんもらって小梅も大喜びでした。
 ただし、今回はPRブースが、コースの見えない場所にあったため、スタッフや手伝いに来てくれた会員の皆さんには、ちょっと寂しかったのも、というのが本音。 という訳で、この日記にも、レース写真はアップできませんでしたが、お許しを。

写真1 毎度お馴染みPR&グッズ販売ブース
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写真2 ふれあいコーナーではポニーの小梅が大活躍
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写真3 ご存知・谷調教師も応援に。新発売ピンクの「ばんば手ぬぐい」も、この人が巻けば、男前!!
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楽しさテンコ盛り「ばんえいキッズ・キャンプ」

 毎年実施していた「ばんえいキッズ・クラブ」を更にバージョンアップさせた「ばんえいキッズ・キャンプ」を7月27,28日の両日、帯広競馬場で開催いたしました。
 服部調教師発案の当キャンプは「子供の自主性」を最重視したキャンプ。子供がしなければならないことは「馬の世話」のみ、という自由なスケジュールで、さて、何が飛び出すか、びっくり箱のようなキャンプが始まりました。

 一日目、27日の朝9時に集合した子供たちは、キャンプの達人・当会会員の横田氏にテントの張り方を教わり、まずは、自分たちの居場所づくり。ふれあい動物園の横にテントを設営しました。
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 次は、いよいよ馬とのふれあい。服部先生に馬の事を教わり、馬に触ったり、乗馬を楽しみ……
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 なぜか、途中、安部憲二騎手も乱入する乗馬タイム
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 その後は、馬への感謝をこめて馬小屋掃除
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 お昼ごはんは、みんなで流しそうめん。横田さん持参の雨どいに、そうめんを流して、みんな大騒ぎ。
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 午後は、装蹄所と診療所の見学。
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 獣医の森田先生が馬の口に手を入れるのを見て、みんなビックリ。
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 夕食も、勿論、子供たちの手作り。カレーとクリームシチューと焼き肉の豪華な食事は、買い出しから子供たちが手がけました。
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 夜は花火に肝試し、と、色んなことわしたけれど、翌朝は5時に全員起床。朝調教を見学しました。ばんえい競馬振興室の田中室長自ら案内して下さった贅沢な調教見学は……
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 何と「ソリ体験」付き。参加者全員がソリに乗り、付き添いのスタッフを大いにうらやましがらせました。
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 ラジオ体操、朝ごはんの後は、再び、馬房掃除。
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 またまた乗馬を存分に楽しんだ後、服部先生が用意してくれたのは……
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 うさぎレース! ふれあい動物園の人気者うさぎのフクとピーターが子供たちを楽しませてくれました。

 お昼ごはんの後、最後のお楽しみはスイカ割り。参加者のお父さんが差し入れてくれた巨大なスイカをみんなで狙うのですが、なかなか割れず……。抱腹絶倒ののち、スイカは残らず食べつくしました。
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 と、楽しさテンコ盛りのキッズキャンプも28日夕方5時には終了。どの子も「楽しかった!
」「また来年も来る!」と満面の笑みで、何度も振り返りながら帰って行きました。

 二日間、笑い声の絶えなかったキャンプになり、主催者としては喜ばしい限りですが、全力でキャンプを進行して下さった服部調教師と横田氏、また、経済的にも精神的にも多大なご協力をいただいたねばんえい競馬振興室、厩舎関係の皆さん、そして、当会の役員、会員、すべての皆さんに心より感謝申し上げます。

十勝総合家畜共進会にて副賞提供

 生産者応援の一環として、毎年、当会では共進会で副賞を提供していますが、本年度最初の副賞提供を7月22日、十勝総合家畜共進会で実施いたしました。
 この共進会は、音更町の十勝農協連各地共進会場で牛・馬を対象に実施され、優秀な牛馬を審査、表彰するものです。当会が副賞を提供した「馬の部」には、十勝管内全域から100頭を超える駿馬が参加しましたが、最高位に選ばれたのは、足寄町・只野幸一氏の「神鶴二十」(2歳牝馬、父ツルマキシンザン、母カミホロエンゼル、母の父カゲイサム)。十勝のチャンピオンに輝いたこの素晴らしい牝馬には、各団体から大きなトロフィーなどが贈呈されましたが、当会からは、生産者の方に楽しんでいただけるよう、Tシャツや帽子など、普段、利用いただける「輓馬グッズ」の詰め合わせを提供いたしました。
 年々、生産頭数が減少する農用馬(大型馬)生産ですが、それらの状況を打破するために、当会としても微力ながら尽力していきたいと考えています。

チャンピオン馬の生産者=足寄町・只野氏に副賞を授与
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十勝のチャンピオンとなった神鶴二十一
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優秀馬に贈られる賞品の数々
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第50回鹿追町競ばん馬競技大会

 今年で50回目を迎えた鹿追の草ばん馬が、7月10日(日)、鹿追町瓜幕のライディングパークで開催されました。
 大型馬による「ばん馬レース」だけでなく、小型馬の「ポニーばん馬」、平地競馬と同じ「駈歩競走」、トロットでの「騎乗速歩」、二輪馬車の「繋駕レース」など、多種多様なレースが繰り広げられるこの大会だけに、今年も多くの観客が朝早くから会場に詰め掛けていました。

 当会も、優勝賞品を提供したり、PRブースを設けて「ばんえいグッズ」を販売したり、と大会運営に微力ながら貢献。
 今年は話題の馬ゴールデンバージが同大会に出走したので、同馬が実際に使用した蹄鉄を持参し、皆さんにゴールデンバージを身近に感じてもらったりもしました。

 早朝は雨、午後からは炎天、と、不安定な天候にも関らず、会場は満員の大盛況。力走する馬に観客は大きな拍手を送ったり、出店で買い物を楽しんだり、と、なごやかな草競馬の一日でした。

話題の馬ゴールデンバージも登場。(右から2番目)

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こんな小さなポニーも参戦
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今では滅多に見られなくなった繋駕レース
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優勝馬に当会特製グッズを副賞として贈呈
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ばんば切り絵のれんのあるお店

谷調教師が描いた切り絵を意匠した「ばんば切り絵のれん」。
発売と同時に初版50枚が売り切れるほどの大ヒットの当のれんですが、こののれんをお店の「顔」として使ってくださっているラーメン屋さんか……。
その名も「どでからーめん」。
ご主人が大の「馬好き」、「ばんえい競馬ファン」ということで、発売を聞きつけて4枚購入。お店の入口にとどーんと使ってくださっています。

お礼も兼ねて、早速、谷調教師と来訪。
名前の通り、大盛りラーメンが有名なお店ですが、タンタン麺の美味しさでも定評あり。
谷調教師は梅入りのタンタン麺を食して、「うめ~!」と感嘆。

帰りには、谷調教師を入れた証拠写真も撮って来ました。

どでかいラーメンのお店に、どでかいお馬の暖簾。なかなかマッチしていると思うのですが、いかが?

どでからーめん
住所:帯広市西12条北7丁目
TEL:0155-34-1317
営業時間:11:00~21:30
定休日:火曜日
席数:48席
駐車場:15台
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