二科展入選作がばんえいギャラリーに

 1月末まで市民写真展を開催していた帯広競馬場スタンド入口横の「ばんえいギャラリー」ですが、2月からは二科展入選作品を展示。ご覧の通りの大型パネルに美装された同作は、その名も「究極の一馬力」。ばんえい競馬の力強さ凝縮された迫力の作品です。
 今回、作者の澤田真結さんのご厚意で、帯広競馬場での展示が実現しました。ばんえい記念の翌日(今年度開催最終日)まで展示する予定ですので、ご来場の際は、是非、同作の魅力をご堪能ください。

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ばんえい市民写真展開催中

年明けの帯広記念を皮切りに、いよいよ、ばんえい競馬が熱くなる時期を迎えましたが、ファンの皆様をお迎えするスタンド入口の「ばんえいギャラリー」では、昨年12月初旬から「市民写真展」を開催中。ばんえい競馬をこよなく愛するアマチュアカメラマンの皆さんの作品を展示しています。様々な作品が寄せられているので、狭いスペースに全てを展示することはできないのですが、なるべく多くの作品を展示できるよう、作品を入れ替えて展示中です。
 市民展は1月末までの予定ですが、2月~3月末までの別企画の後にも、同種の展示を予定していますので、展示希望の方は、当会までご連絡ください。

調教風景やレースシーン、引退馬のポートレートなどなど、多彩な作品が寄せられています。
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島津騎手の写真を展示した途端に、同騎手が大活躍。ギャラリーに飾られた騎手は活躍する、って暗号???
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10月31日 馬文化体感展好評のうちに終了

 今年の「馬文化祭り」として開催した「馬文化体感展」。
 9月21日から帯広競馬場内4か所で、昔日の「馬と人の暮らし」や「ばんえい競馬」などを紹介する写真70点余を展示。併せて、当会発行の馬文化新聞なども配布いたしましたが、競馬ファン、観光客、関係者など、多くの方々から、「懐かしい」「こんな生活があったんだね」「これこそ、ばんえい競馬のルーツだね」など、予想以上に大きな反響をいただきました。
 体感展期間中には、別欄でご案内いたしました「特別対談講演」や「馬車運行」なども実施。全般にわたって派手さのない企画でしたが、「これこそ馬文化」「ばんえい競馬の足元を固めるためにもこうした活動を」などと絶賛いただき、ばんえい援や北海道の馬文化の継承を、微力ではありますが、後押しできたのではないかと喜ぶと同時に、写真提供など様々な場面でご協力いただいた多くの皆様に感謝しつつ、10月31日、同体感展を無事終了いたしました。

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10月13日 馬文化体感・帯広競馬場内馬車運行

 特別対談講演と併せて、体感展の一環として実施した競馬場内の馬車運行。かつては移動手段の主力だった馬車に実際に乗車して昔日の人々の生活を体感してもらおうというのが、同事業の趣旨でしたが、開門から競馬開催前の僅か1時間だけと制限された中での実施でしたが、競馬場に来場した人々から予想以上の好評を博し、乗客の乗降以外は、ほぼ無休で場内を運行。162名の観客の馬車を体感していただくことが出来ました。

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10月13日 馬文化体感展「特別対談講演」開催

 9月20日から10月末まで帯広競馬場内で開催された「馬文化体感展」の一環として、特別講演を実施いたしました。開拓時代から昭和40年代まで、生活のあらゆる場面で欠くことのできなかった馬。そんな馬と人の親密な生活を体感してもらうのが「体感展」の目的でしたが、この講演では「獣医師の目から見た昔日の人と馬の暮らし」と題して、獣医師の立場からモータリゼーション以前の馬たちの姿を語っていただきました。
 長年、臨床の場で活躍された北海道獣医師会名誉会員の橋本民雄獣医師と、同じく獣医師である三宅陽一当会理事長、そして、進行役を兼ねて当会専務理事の旋丸巴の三名での座談会形式とした同講演。帯広競馬場2階ファンルームの大型画面に働く馬たちの写真を映し出し、これらを見ながらの診療秘話や、乗馬体験、ばんえい種牡馬とサラブレッドの半血馬の競技会での活躍など多彩な話題に、参加者は興味津々、真剣にお話に聞き入っておられました。また、後段の質疑応答では参加者からも、昭和30年代の馬の活躍振りや血統の紹介、十勝の馬事情などについて、活発な発表や質問がなされ、活気あふれる講演となりました。
なお、この講演の一部は、馬文化新聞に掲載し、次回、会報と共に、会員の皆様にお届けする予定です。

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