10月26日(日)馬体感イベント「馬車運行」実施

 写真展、体感講座、と続いた馬体感展の最終イベント=馬車運行を実施しました。
秋の行楽シーズンも終盤に差し掛かったこの日は、穏やかな好天に恵まれ、入場門に現れたリッキー馬車の周りには、たちまち人だかりが。一度に約20人が乗れる馬車も数分で満員になる盛況ぶりで、家族連れなど延べ200名を超す方々に馬車乗車を体験していただきました。
また、馬車運行の合間には、ばん馬のリッキー号にもまたがってもらい、ばん馬の大きさや温かさも体感してもらいました。
かつて運搬力として活躍した馬たちのパフォーマンスを実感してもらうことを目的とした同事業でしたが、「馬ってすごいね」「リッキー力持ちだね」という乗客の方々の感想を聞き、当初の目的を達成できたと喜んでいます。

コース前を行くリッキー馬車
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馬車が登場するとたちまち人だかりが
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20名以上のお客様を載せての馬車運行。リッキー、お疲れ様でした
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10月18日(土)馬体感講座「もっと馬を知ろう」を実施

 馬文化体感展の一環である「馬体感講座」。今年は、多くの方々に受講していただくため、十勝の食の祭典「フードバレーフェスタ」での実施としました。ばん馬まつりに次ぐ競馬場のビッグイベントである同フェスタだけに、朝から多くの観客が詰めかけましたが、正門前での講座は予想以上の人気を博し、鈴木邦哉調教師の「どう接すれば馬と仲良くなれるか」「馬にもそれぞれに個性がある」といった楽しくてタメになる話に、大勢の方々が熱心に聞き入っていました。
 また、講座の後半では、講座に参加した皆さんに実際に馬という動物を体感してもらいました。最初は、恐々、馬にニンジンを差し出していた子供たちも、鈴木調教師の「声をかけながら近寄って」などというアドバイスを受けて、最後には馬とすっかり仲良しに。他にも、「馬はどんな飼料を食べているのですか」などといった質問も活発に出るなど、活気あふれる楽しい講座となりました。

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10月4日(土)、5日(日) ばん馬まつりで3事業を展開

 集客数2万人を超す帯広競馬場最大のお祭り「ばん馬まつり」が今年も開催され、当会も「装蹄実演」「馬体講座」「ばん馬ウォッチ制作」と三つの事業を展開し、同まつりに協力いたしました。
 まず、4日に実施した「装蹄実演」では、例年通り帯広競馬場内で開業されている千葉装蹄所の皆さんが、ミルキーを使って実際に蹄鉄の着脱、削蹄など装蹄の過程を披露。その傍らで、同装蹄所の千葉社長が、蹄鉄の作成方法や削蹄技術などについて解説してくださいました。今年で第 回目となる「ばん馬まつり」の、その第一回目から続く装蹄実演ですが、毎年、厚い人垣が出来る人気企画。今年も、大勢の方々が1時間以上の実演書いてすべてを見物されるなど、関心の高さがひしひしと感じられる実演となりました。
 まつり2日目の「馬体講座」は、昨年に引き続き当会の旋丸専務理事が担当。リッキーの協力の下、実際の手綱やハミ(馬の口に入れて馬を操作する馬具)を使っての説明に、この日も多くの方が、熱心に聞き入ってくださいました。
 この両日を通じて実施されたのが、毎年、大好評を博している工作ブースでの工作体験。今年は、オリジナルの時計を作る「ばん馬ウォッチ」の制作を体験してもらいましたが、例年以上の人気で、昨年以上の数を用意した工作材料が、途中、不足する事態に。「毎年、ばん馬グッズ制作を楽しみにして来るのに~」という方も多く、ご迷惑をおかけしてしまいましたが、これだけ多くの人たちに楽しみにして下さることに、スタッフ一同、改めて喜びを感じた2日間でした。

装蹄実演風景。人気イベントだけに今年も枠場の周りには厚い人垣が出来ました
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馬体講座。リッキーの協力の下、馬体について解説しました
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今年の工作体験は「ばん馬ウォッチ」作り
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こんな可愛い作品が出来上がりました
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9月27日(土)~ 馬文化体感展開催

 毎年秋に開催している「馬文化祭り」。本年度年は、昨年度に引き続き「馬文化体感展」を開催。かつての「働く馬」の姿を写した写真65点を帯広競馬場内4か所に展示する写真展を中心に、18日には「馬をもっと知ろう」と題した「馬体感講座」を実施。26日には、往時の馬の牽引力を体感していただくために「馬車運行」も実施します。
 今年は、東京の物流博物館のご提供で、日本通運で働いていた馬の写真も展示。また、この写真展に付属して「わらび型」や「がら」、昭和30年代に使われていた冬用蹄鉄などもショーケースで展示し、昨年度の同展より更に馬力時代を肌で感じていただけるように工夫しました。
 写真・馬具展示は10月30日まで行っておりますので、是非、帯広競馬場にお越しいただき、現在の馬達が活躍する「ばんえい競馬」と、昔日の馬達の姿を知ることのできる「体感展」を併せてお楽しみください。

中央通路掲示板に飾られた昭和30年代十勝管内・帯広市内の「働く馬」の写真
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スタンド入口に飾られた写真を熱心に見る女性たち
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スタンド中央の特設掲示板には、物流博物館提供の全国の労働馬の写真を展示
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今年度は写真と併せて、馬具や古い蹄鉄なども展示しています
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9月20日(土)~ 赤い羽根募金に協力 「リッキーバージョンバッチ」配布

 昨年度から福祉事業にも積極的に取り組んでいる当会ですが、今年度初めて赤い羽根共同募金に協力。帯広市共同募金会からお預かりした募金箱をリッキーハウスに設置しました。今年は、500円以上募金してくださった方に、ばんえい公認キャラクター「リッキー」のピンバッチ(帯広市限定)をお渡しするため、競馬場を訪れる方は、みなさん、大喜びで募金。募金箱は12月末までリッキーハウスに設置していますが、ピンバッチは既に他場所ではなくなっているため、当会でも年末までにはピンバッチの在庫が底を付きそうです。ご希望の方はお早めにリッキーハウスにお越しください(ネットや電話などでの受け付けはしておりません)。

ピンバッチは2種類。500円以上の募金で1個差し上げています。
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先日発売されたリッキーキーチェーンも募金に一役
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