1月18日~3月28日 重賞スケジュール掲示

 本年も重賞スケジュールの掲示を実施しました。冬の重賞シーズンを迎えて、ばんえい競馬の重賞路線を知っていただくこと、また、これらレース結果をお楽しみいただくことを目的として、12月からの重賞競走の流れ図を掲示。
 終了した競走についてはレースの模様などを記した「レース結果」と勝馬の写真を、実施前の競走については過去の優勝馬などを記した「レースの歴史」を掲載しました。
 毎年恒例の掲示物として、すっかりお馴染みとなった重賞スケジュール。掲示板の前で足を止め、「今年は、この騎手が活躍してるね」「ばんえい記念に向けて、どの馬が調子がいいのかな」などと話しておられる来場者も方々も多く、お楽しみいただいている様子を見るたびにスタッフ一同、ばんえい競馬の支援に役立てていることを実感し、喜びを噛みしめています。

1月1日~1月9日 1億円馬蹄鉄&写真展示

関係者のご厚意で1億円馬アサギリ号の蹄鉄が当会に寄贈されましたので、お披露目を兼ねて、アサギリ号の蹄鉄と立ち姿の写真を、お正月開催期間中に展示いたしました。

場所は、帯広競馬場スタンド入口横「ばんえい展示コーナー」。以前、これも関係者から寄贈していただいていた1億円馬キンタローの蹄鉄と写真も共に展示。

北見の鬼と呼ばれ、重賞競走優勝10回、史上5頭目の1億円馬に輝く名馬アサギリ号。そして、ばんえい競馬を代表する名馬キンタロー号。そんな歴史的名馬2頭の蹄鉄と雄姿で来場客をお出迎えし、 2023年ばんえいお正月競馬に華を添えました。

12月24日 クリスマスイベント実施

今年のクリスマスイベントは、ポニーとのふれあいに加えて、近年の酪農家の苦境を訴えるため牛乳パックの配布も行いました。

牛乳配布については、今後の消費に繋げるためにも、来場者に酪農の窮状を知ってもらうための啓発のシールを牛乳パックに貼りつけ、開門時に入場門で配布。200パックを用意しましたが、開始から僅か6分で終了する大盛況となりました。

牛乳配布は上記のように短時間に終わりましたが、その後は、観客の皆さんに、ゆっくりポニーとのふれあいを楽しんでいただきました。使用したのは当会所有のポニー・エクレアですが、首に「牛乳消費拡大」のプレートを掲げるなど、エクレアからも来場者に今イベントの趣旨を訴えてもらいました。

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12月6日 クリスマス&お正月横断幕掲示 

クリスマスシーズン到来に合わせ、 帯広競馬場もツリーやバルーンなど賑やかな装飾で彩られしたが、当会も中央通路の掲示板に横断幕を掲示。イラストレーターらんさんの描く可愛い現役馬がズラリと勢揃いして、皆さんを歓迎いたします。
 因みに、この馬達を当てるクイズを実施しようかとも考えましたが、あまりにも難しそうなので断念。あなたは何頭わかりますか?
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全国高校生ばん馬キャラ弁コンテスト受賞者決定!

当会が実施いたしました「全国高校生ばん馬キャラ弁コンテスト」は、厳正な審査の結果、以下のように決定いたしました。

なお、受賞作品は10月22日より、帯広競馬場スタンドにて展示いたします。

【総評】

今回のコンテストは、ばん馬への理解醸成を図ることを目的として開催いたしましたが、南はh熊本・慶誠高等学校から、中部地方は三重県四日市農芸高校、静岡県の焼津水産高等学校、東北からは青森県や山形県、勿論、地元北海道からも帯広農業高等学校や大樹高等学校と、正に「全国」から多数の応募がありました。

山形学院高等学校のように授業で取り組んでいただいた学校や、部活、夏休みの宿題などとして制作していただいた学校もあり、予想以上の広がりを見せたのは、主催者といたしましては望外の幸せでしたが、それだけに、どの作品もレベルが高く、審査は難航いたしました。その中で、お弁当の完成度もさることながら、「ばん馬」を良く表現しているか、制作過程で、どのような「学び」があったか、なども審査の大きなポイントとなりました。

表彰作品は、作品画像に添えられたコメントも含め、それら「ばん馬の表現」や「作品制作による成長」なども加味された作品となっていますので、是非、皆様、それらの点にご注目の上、受賞の高校生各位を祝福していただければと思います。

 

大賞       押野みなみさん   山形学院高等学校

賑やかな中にヒョーキンなばん馬の顔。様々な具材を使った丁寧な本作は、テーマ通り「笑顔になる」お弁当として審査員全員から高い評価を得、堂々の大賞授賞となりました。

 

優秀賞   木村蓮太さん      青森県立三本木高等学校

 ばんえい競馬をストレートに表し、応募作品中唯一の視点で作成した点が高く評価されました。粗削りながら、これぞ男子弁当という具材の取り合わせも好印象でした。

 

優秀賞   原七星さん  静岡県立焼津水産高等学校

 親子馬をモチーフとした「ほのぼの感」が好印象。「茶色い馬が好きな弟のために母と作った」というエピソードも添えられた家族愛溢れる作品として優秀賞に輝きました。

 

優秀賞   本保琳温さん      北海道大樹高等学校

 学校での授業の一環として取り組んだ作品。最初の制作では、色合いなどで同級生からダメ出しが。その反省などを踏まえて作ったこの作品は、丁寧な作業が評価され見事、優秀賞を射止めました。

 

アイデア賞 市川真琳さん 三重県立四日市農芸高等学校

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坂を駆け上がる、ばん馬の躍動感と、たてがみの飾りなど、ばん馬の魅力が詰まったお弁当。上半身だけの構図に賛否がありましたが、その独創性は正にアイデア賞に相応しいものでした。

 

アイデア賞 村上絵里さん 慶誠高等学校

芸術性では一頭地を抜く秀作。ばん馬というにはスマートな馬のシルエット、平面な構図で、優秀作にはあと一歩届きませんでしたが、上位でのアイデア賞授賞となりました。

 

アイデア賞 髙橋悠月さん 山形学院高等学校

「あえてリアルな馬を」のコメント通り、立体的で愛らしい馬が描かれた秀作。「ばん馬キャラ弁」という観点から点数が伸び悩みましたが、表現力では他を圧倒した珠玉の作品でした。