5月4日 フェアプレー賞表彰式

「2023年度フェアプレー賞」の表彰式を、この日、帯広競馬場にて実施いたしました。例年通り、「ばんえいアワード」の表彰式と併せて行う式典ですが、今年からは、アワードが帯広市主催となったため、アワードのパンフレットにフェアプレー賞も記載されるなど、ばんえい主催者との一体感を更に強く感じる表彰式となりました。

フェアプレー賞を受賞した金田利貴騎手には賞状とスワロフスキーのトロフィー、そして賞金50万円を贈呈。特別奨励賞に輝いた今井千尋騎手には、賞状と盾、賞金10万円を贈呈いたしました。

「この賞を取ったら、地域に何らかの形で還元したいと思っていました」とインタビューに答えた金田騎手には、その爽やかな姿に、会場からも大きな祝福の拍手が贈られていました。

 

 

5月16日~18日 馬車・馬耕・馬搬勉強会開催

当会「馬耕技術伝承プロジェクト」の一環として、今年も勉強会を実施いたしました。

お馴染みのノースポールステイブルで行われた今回の勉強会。1日目は馬車、2日目が馬耕、そして3日目は馬搬と、馬による牽引作業をフルコースで体験・学習・研究するという本格的な勉強会。では、馬持ち込み参加者も多く、元ばんえい競走馬からポニーまで様々な体格の馬が参加し、各人各様、各馬各様のスタイルでの作業技術を楽しく模索、研磨していました。

2015年に取り組みを開始した「馬耕技術伝承プロジェクト」も今年で10年目。当初の目標「指導者育成」の段階から参加していただいている蛭川徹氏が今や馬牽引技術指導の第一人者に成長。蛭川さんの指導を受ける人々や、その人々の指導を受ける人々……と、確実に馬牽引技術が伝承されつつあります。資源を食い尽くすだけの機械化文明に慣れきってしまった我々ですが、本当の意味での豊かさを考えさせられる勉強会でもありました。

4月27日~5月27日 おびひろ動物園にて「ばん馬の歴史展」開催

おびひろ動物園での、ばん馬2頭の導入を受けて、当会では同動物園で「ばん馬の歴史展」を開催。機械化以前、ばん馬が人と共に働いた時代の貴重な写真や、当時の馬具、蹄鉄などを展示。また、かつての馬文化を記した馬文化新聞なども配布し、ばん馬と人の歴史を体感していただきました。

おびひろ動物園の冬期閉鎖が終わる4月27日からゴールデンウイーク終了の5月6日までは、動物園センターで大規模展示を行い、その後は、入場者が気軽に訪れることが出来る入場門横のビジターセンターに会場を移した「ミニ展示」を行いました。

いずれの期間も、老若男女、年齢を問わず、多くの方々が訪れ、ばん馬が活躍した時代に想いを馳せていらっしゃいました。

 

 

5月7日からは、ビジターセンターでミニ展示

 

 

4月19日 歓迎開幕横断幕掲示

新年度ばんえい開幕に合わせて、今年も、歓迎横断幕を掲示しました。

場所は、いつもの通り帯広競馬場スタンド中央通路にある当会掲示板。イラストも、お馴染みのイラストレーターらんさんのものですが、しかし、今年は、ちょっと構図を変えて登坂ポーズの、ばん馬たち。勿論、全て実在馬がモデルですが、さて、あなたは何頭、わかりますか?

3月15日~17日 ばんえい記念横断幕掲示

イラストレーターらんさんによる「ばんえい記念横断幕」を今年も、競馬場スタンド内に掲示しました。ばんえい記念の出走馬がズラリと居並ぶ可愛くも勇壮な横断幕。当会会員のみならず、ばんえいファン皆さんのお馴染みとなったこの横断幕ですが、火曜日の出走馬決定から大急ぎで、らんさんが制作して下さる労作です。

例年、競馬場中央通路にある当会掲示板に掲示しますが、今年は、更に来場者の目を引きやすいように、と、場内食堂イートインスペースのパーテーションに貼らせていただきました。

この横断幕の前で記念撮影する方が続出するなど、澤田さんの作品と併せて、ばんえい記念ウイークのお楽しみとして多くの人々に楽しんでいただくことが出来ました。