1月2日川崎競馬場イベント・東京支部交流会

あけましておめでとうございます。とかち馬文化を支える会東京支部のKYOKOです。
1月2日は帯広記念で、本場ではさまざまなイベントが行われたようですが、みなさん楽しまれましたか?
この日、帯広記念の馬券は全国発売されており、川崎競馬場ではそれを記念して「帯広記念deお正月」というイベントが開催されました。
イベントのひとつとして、当会からも出店。わたしと相方がグッズ販売を務めさせていただきました。

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▲設置を終え、お客様を待つばかりのグッズ販売所。

9時から設営して、10時~17時半までのグッズ販売でしたが、開場直後はぽちぽちとボールペンが売れる程度(マークカードの記入用でしょう)。
でもだんだん入場者が増えてくると、DVD持ち込みで放映していたばんえいのレース映像に見入る人も増えてきました。とくに、年配のおじちゃんたちが楽しそうにレースを見ていて、相方が「ソリの後端がゴールなんですよ」などと説明すると、「そうなんかい!?」とびっくりして、興味をもって見てくれていたそうです。
午後には福袋が完売、関東のイベントではこの日が初お目見えとなっていたフクイズミクリアファイルも大人気でした。やはり、この日のレースに出走するというのは大きかったですね。

12時からは、ばんえいの馬券を1000円以上買ってくれた方を対象に、抽選で十勝の名産品やばんえいグッズが当たる抽選会。抽選開始と同時に、長蛇の列ができていました。ということは、みなさん馬券を買ってくださったんですね。
後日、OPBMの担当の方からご報告をいただきましたが、この日の川崎でのばんえい馬券売上は、昨対を上回ったとのこと。こうやって、関東でもばんえいを楽しむ方が増えてくれたらいいなあと思います。

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▲12時から始まった抽選会に、長蛇の列!

この日のイベントの目玉は、当会理事の矢野さんと、グリーンチャンネルなどでおなじみの“コジトモ”こと小島友実さんのトークショーでした。お2人は、2回にわたってばんえい競馬のみどころ、帯広記念の予想を披露。
わたしたちも、販売所から「これからトークショーありますよ!」と声がけをしたり、予想紙を配ったりとお手伝いをしましたが、当会顧問の斉藤修さんのほか、須田鷹雄さん、古谷剛彦さん、山崎エリカさんといった、競馬ファンにはおなじみの顔が続々とあらわれ、予想紙を配布してくださいました。
とくに仕事ということではなく、手弁当で集まられたみたいですね。

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▲矢野理事、小島さんのトークに聞き入る人々。

イベント終了後は、会報7号でも告知させていただいたように、東京支部の顔合わせ会を行いました。
矢野吉彦理事、斎藤修顧問を始めとした会員さん達に、飛び入り参加の山崎エリカさんも加わって、総勢11名の飲み会となりました。
ほとんどの方が初対面だったにもかかわらず、これだけ集まったのは、みなさんの「ばんえいを応援したい!」という気持ちが強いからですね。
こういった交流は、今後もぜひ続けていきたいと思います。関東在住で、今回参加できなかった方も、次の機会にはぜひご参加ください!
(KYOKO)

今週は『とかちばん馬まつり』!

紹介が遅れてしまいましたが、今週のばんえい競馬は『とかちばん馬まつり』が行われています。
ばんえい競馬の紹介サイト
当会でも、獣医さんの診療と装蹄の実演など、イベントのサポートをさせていただいています。
ご来場をお待ちしております。

また、「馬文化新聞」第6号が発行になりました。
今回のテーマは「軍馬」。現在企画展「ほんべつ馬文化」が行われている本別町歴史民族資料館には、軍馬の資料がたくさんあるのです。戦時中本別にあった軍馬補充部にいた方にインタビューしています。
明日から競馬場にて配布いたします。また、会員の皆様には、11月末発行予定の会報7号と一緒にお送りいたしますので少々お待ち下さい。
                                   (斎藤)

摩周湖ばん馬大会にリッキーハウス出店

9月27日、釧路管内弟子屈町輓馬競技場にて摩周湖馬友の会主催「ひがし北海道馬事祭 第1回摩周湖ばん馬大会」が行われ、リッキーハウスも出店してきました。
弟子屈のばん馬大会は、昨年度の35回大会をもって一旦幕を閉じたのですが、今年度復活!80馬近くの馬たちが参加していました。
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輓馬魂やSTOP AND GOの帽子、手ぬぐいなどが人気だったそうですよ。
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摩周湖まで遠征いただき、出店お手伝いしてくれた会員の方、ありがとうございました。(写真も提供いただきました)

北海道矯正展レポート

10月4日(日)、札幌刑務所にて「北海道矯正展」が行われ、リッキーハウスの人気商品「ばんばグラス」などを展示、販売いたしました。
「ばんばグラス」は当会と帯広刑務所とのコラボグッズということもあり、今回の出店となりました。

当日は協賛会員でもある北海道学生愛馬会のメンバー男女4名と、とかち馬文化を支える会の古林理事ほか会員2名がショップの運営にあたりました。
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午前9時~午後3時まで出店しまして、多くのお客様に商品をご覧いただき、ご購買いただきました。
時折、小雨が降り、午後からは気温がグッと下がって寒かったですが、午前中はお天気も良く、気持ち良かったです。

お客様からは全体的に「めずらしい~」という反応が多かったように思えます。
中高年の方には帯広刑務所の方が携わったグラスが好評でした。3つ4つ買われていく方もいました。女性の方、ご家族連れの方にはばんえいキティとぬいぐるみストラップが人気でした。

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リッキーも会場内では目立つ存在で、記念写真を撮る方も多かったです。
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リッキーのほかにトラさん?もいました

NPO法人とかち馬文化を支えるのパンフレットも多数の方にお手にとっていただきました。
新規会員の方が増えると良いですね。
                                  (中地・斎藤)

JRA馬事公苑「愛馬の日」レポート

9月23日(水・祝)、東京世田谷のJRA馬事公苑で「愛馬の日」のイベントが行われました。
ふだんは馬術競技が行われる場所ですが、毎年勤労感謝の日には「愛馬の日」として、供覧(馬の演技)やポニー競馬のほか、全国の伝統馬事芸能が披露される一大イベントが行われます。ばんえい競馬は、伝統馬事芸能の1つとして、2年に1回エキシビジョンを披露することになっているのです。

今年のばんえい十勝ブースは、メインアリーナ前という絶好の立地。ここで、馬といっしょに馬運車で運んできたじゃがいもと玉ねぎを売り、ばんえいのPRをします。十勝平野に行くと、畑にどーんと作物の入ったコンテナが置いてあるのを見かけますが、それがそのまま世田谷にあると、やっぱりインパクトありますよね~。
そのじゃがいもや玉ねぎを、レジ袋にこれでもか! と詰めたものを500円で、ゆでたじゃがいも2個にバターを乗せたほっくほくの「じゃがバタ」を100円で、と、このご時世に安い値段で売るとあって、地元の主婦の方はエコバックまで準備して買いに来ていました。

このじゃがいもを率先してゆでていたのは鈴木邦哉調教師。小林長吉調教師がじゃがいもを袋詰めしたり、大橋調教師夫妻が販売をしたりとファンサービスに努めていました。お手伝いした我々も、手を真っ黒にしながらじゃがいもや玉ねぎと格闘していたのですが、そうするうちにメインアリーナでは、ばんえいのエキシビジョンイベントが開始。
販売があるためブースを離れるわけにもいかず、背伸びしてアリーナのほうを見ると、人だかりの向こうに、馬にまたがった山本騎手の姿が見えました。おそらく、山本騎手と安部騎手がパドックのように馬にまたがって1周し、そりをつけて、アリーナに作られた障害を越えてみせるパフォーマンスを見せたようです。馬はシクノヘプリンスとトカチオーザですね、たぶん。
(ちなみにこの障害、その後子どもたちが砂山として遊んでいましたので、写真はそのときのもの。パフォーマンスのときの写真が撮れずにすみません。)
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その後、山本騎手、安部騎手もいっしょになってブースで販売をしたり、呼び込みをしたりしていたんですが、両騎手にとってはもう1つ、大きなイベントがありました。
今年の「愛馬の日」イベントが天皇陛下のご在位20年慶祝行事として行われたこともあり、天皇・皇后両陛下が来臨されていたのですが、ばんえい代表として天皇陛下からお言葉をいただくことになっていたのです。
これもわたしは見られなかったんですが、後で聞くところによると、山本騎手と安部騎手が天皇陛下が歩かれるグリーンカーペットの脇に控えていて、おつきの方がばんえい代表として山本騎手を紹介すると、天皇陛下は「そうですか、ばんえい競馬はテレビで見たことがあります」とおっしゃったそうです。
若いころは乗馬をたしなまれ、馬好きでおられるという天皇陛下ですから、ばんえいにも興味をおもちだったんですね。
山本騎手はというと、カッチンコッチンでお返事したそうですが(笑)。

それから、1日数回、ミルキーとシクノヘプリンスにまたがれる「ふれあいコーナー」も開催。子どもばかりでなく大人もOKとあって、じゃがバタの列にも負けない長蛇の列ができていました。
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なお、ばんえいブースでは、「リッキーハウス」「ばんばショップ」で扱っているばんえいグッズの販売もしました。ばんえいキティ、大人気だったそうですよ。
この日はとても暑い日で、調教師さん方、騎手さん方、そして馬たち、とても大変だったと思いますが、とても楽しいイベントになりました。
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                                      (KYOKO)