10月1日 全道祭典ばんば1歳馬決勝大会協賛

「全道祭典ばんば1歳馬決勝大会」は、その名の通り全道で行われる草ばん馬のチャンピオンが一堂に会し、帯広競馬場の本走路で1歳馬の最高峰を目指すレース。草ばん馬の衰退と共に、年々、出走馬は減少していますが、それでも、生産者、育成関係者にとっては、晴れの大舞台。

当会も生産者支援の一環として毎年、協賛金を提供していましたが、コロナでこの3年間は実施が見送られていました。

という訳で、この日は、待ちに待った4年ぶりの開催。全道から7頭の精鋭が集結し、熱戦を繰り広げましたが、音更町産馬ホクセイマリコが、見事なレースぶりで栄冠を勝ち取りました。

9月1、2日(金・土) 全道共進会後援

4年に一度の全道共進会ですが、今回も、当会から馬の部門の「最高位」1頭、「一等一席」7頭、参加全馬50頭に、それぞれ賞品を提供いたしました。

同共進会は、その名の通り、北海道全域から各地区の大会を勝ち抜いた駿馬が集う大きな大会。馬部門の他にも乳牛や和牛の部門もありますが、馬部門も、農用馬(重種馬)のみならず、北海道和種馬(ドサンコ)と小格馬(ポニー)部門が設けられ、様々な馬と出会うことの出来る貴重な機会となっています。農用馬、和種馬、小格馬、それぞれの部門でチャンピオンが選ばれ、更に、その三部門のチャンピオンの中から最高位(グランドチャンピオン)が選出されますが、今年は、農用馬の繁殖牝馬ホワイトマンカツ号が、最高位の栄冠を獲得しました。

(写真上)最高位に輝いたホワイトマンカツ号

(写真下)同号には当会からも副賞として、ばん馬を意匠したステンドランプを贈呈いたしました。

8月27日(日)馬耕勉強会開催

コロナで中断していた馬耕勉強会を再開いたしました。

年に一回程度開催している同勉強会ですが、今年は更別町の「さらべつポニーファーム」で開催。馬耕に興味ある方々で30名の定員枠いっぱいになった同勉強会。当会が馬耕指導者として育成した蛭川氏が愛馬・桃姫で草地を起こすなど、本格的な馬耕を披露し、参加者はそれらを見学したり、その後は実際に馬耕を体験したり、と充実した勉強会となりました。

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7月13日(木)馴致・調教研修会後援

全道共進会に併せて十勝馬事振興会が行った研修会に調教用品(追い鞭、調馬索)などを進呈し、後援いたしました。

例年11月には当歳馬展示会が行われてきましたが、生産頭数の減少など諸々の事情を鑑みて、今年度は、ヒロユキモチダホースマンシップの持田裕之さんを講師に迎え、調馬索による運動や調教についての研修会が開かれました。

来年度以降、馬事振興会でどのような事業が行われるかは不明ですが、今回の研修会は、ばん馬、特に繁殖馬の運動不足解消、ひいては繁殖率の向上などに有用と考え、当会も生産支援の一環として協力させていただきました。

6月29日(木)郷土学習・南町中学校

6月1日に実施した同校での当会出前授業とのセットで、毎年、実施されている競馬場での郷土学習に協力いたしました。この学習では「馬の資料館見学」「コース見学」「ふれあい動物園でのふれあい体験」と、3つのプログラムが組まれていますが、当会は、ふれあい体験を担当し、生徒とポニーなどのふれあいをサポートしました。

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