第1回どさんこフォーラムのお知らせ

9月5日・6日に静内で北海道和種馬・道産子についてのフォーラムが行われますので、ご紹介いたします。
興味のある方はぜひ、ご参加ください。

第1回どさんこフォーラム
どさんこ活用の新ステージ ~北海道和種馬の保存と活用~

1.シンポジウム 9月5日(土)15時~17時
場所 御園生活館(日高郡新ひだか町静内豊畑721)
北海道和種馬の歴史と現状 近藤誠司(北海道大学農学研究科教授)
乗用馬としてのどさんこの可能性 藤田知己(全国乗馬倶楽部振興協議会)

2.もっと語る会 9月5日(土)17時~19時
場所 北海道大学静内研究牧場内(日高郡新ひだか町静内御園111)

3.どさんこを見る・さわる・乗る会 9月6日(日)10時~15時
場所 北海道大学静内研究牧場内
1)だんずけ(駄載実演) 10時~11時
2)ジョッキーレース 11時~12時
3)やぶさめ模範演技 13時~14時
4)どさんこ体験乗馬 14時~15時

4.参加費
1 総合(シンポジウム・語る会・6日昼食) 5500円
2 シンポジウムのみ参加 1000円
3 もっと語る会のみ参加 4000円
4 6日昼食のみ 500円
5 どさんこを見る・さわる・乗る会 無料(但し、体験乗馬は500円)

1・3・4は8/21までに申し込みが必要です

連絡先
北海道大学静内研究牧場 秦 寛(はた ひろし)
日高郡新ひだか町静内御園111
TEL 01464-6-2021   FAX 01464-6-2927
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Aiba札幌駅前イベント

8月16日、Aiba札幌駅前にてばんえい十勝トークショー&場立ち予想会が行われました。
中央競馬の実況番組でもおなじみで、当会理事の矢野吉彦さん・須田鷹雄さんが、クイーンS終了後に札幌競馬場からAiba札幌駅前に大移動。
また、札幌競馬場からは競馬解説者の古谷剛彦さんもボランティアで予想を披露されたそうです。
この日、札幌の理事は帯広に行ってしまったため、当会の協賛会員にもなって下さっている、北海道学生愛馬会の学生さんたちがお手伝いをしてくれました。写真も提供いただきました。
なんでもこの日は中央競馬で須田さんが馬券を当てたとかで、ばんえいマスターズカップの10連単クイズをやり、一番近い人に須田さんのポケットマネーをプレゼントし、それでばんえいグランプリの馬券を買う!という企画まで突然行われたそうです。
かなり近かった人がいたらしく、その方がちゃんとグランプリの馬券を買っているか古谷さんがついていき確認(笑)。その方はグランプリの馬券が当てたとか。

そして、北海道学生愛馬会さんがずっと応援しているサラブレッドの馬が、額にハートのある「マサノウイズキッド」。
この日の札幌12Rで中央競馬初勝利をあげました。学生さんたちはマサノウイズキッドの勝利の感動と興奮、当たり馬券の配当をもってAibaに来てくれましたが、配当はグランプリに吸収されてしまったそうです……

いろいろなところの競馬ファンが、支えてくれているばんえい競馬だなと思いました。
このように、各地場外のイベントや草ばん馬が行われるときは、何名かで応援やリッキーハウスグッズの販売を行っています。グッズの販売があらかじめわかっているときはお知らせいたします。また、お手伝いしていただける方がいらっしゃいましたら声をかけていただけると嬉しいです。
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さて、全国の競馬場内・場外にて配布している競馬情報のフリーペーパー「うまレター」帯広競馬場にも置いてありますが、こちらの8月号では矢野吉彦さんがコラムを書かれています。
ばんえい競馬との出会いなどとても面白いですよ!ぜひ手に入れて下さいね。
「どうしてばんえいを見始めたのですか?」と聞いた時に「最初に見たのがキンタローなんですよ~」と、最初については教えてくれなかった理由がわかりました…とっても面白いです。似顔絵も激似。
                                    (斎藤)

未来の帯広競馬場デザイン・コンクール 結果について

発表が遅くなりましたが、8月20日、とかちプラザにて当会主催「未来の帯広競馬場デザイン・コンクール」が行われました。
結果、
グランプリ
 未来のばんえい・帯広競馬場構想 帯広畜産大学版英研究会・大江史晃
準グランプリおよび市民賞
 未来の帯広競馬場 十勝馬事振興会青年部会・宝田 浩二

作品が素晴らしい作品ばかりで、20分の審査では決められず伯仲した議論が続けられました。
ちなみに、このたび20件のご応募をいただきました。ありがとうございました。

詳しくは後日こちらのブログでご紹介いたします。少々お待ち下さい。

(追記)
古林理事が「ばんえい競馬情報局」にて記事を書かれていますのでご覧下さい。http://blog.oddspark.com/baneiinfo/2009/08/55_2.html
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マスターズカップ!写真その1

8月16日は当会の主催により、ばんえい十勝マスターズカップが行われました。
皆さん、勝負服姿まだまだいけますよ!
写真をどんどん載せていきますね。

金田調教師。このあと、お子さんと写真を撮られていました。お父さんかっこいいよ!
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颯爽と現れた服部調教師!
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藤野騎手が飛んできて「すいません、サインくださーい」
周りみんな爆笑。どこにその色紙とペンあったんだ!
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岩本利調教師。
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中島調教師。一番新しいこともあり、着こなしている感じがします。
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三浦調教師。三浦先生だけ勝負服がなくて、工藤騎手の勝負服です。
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金山調教師。ミスターばんえい、かっこいい!
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久田調教師と西調教師がやってきました。笑いをこらえながら横目で見ている山本騎手…
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カメラを向けると「恥ずかしい~」と。
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田上調教師。普段から渋くて素敵ですが、勝負服姿も素敵ですよ!
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金山vs久田。
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皆川調教師が元気良くやってきました!
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さ、挨拶に出発です。
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紹介前には写真を撮ろうと思ったら、照れて逃げ回っていた西調教師。
暖かい声援がかかっていました。
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記念撮影。皆さん、ズボンがぴちぴちなので、しゃがむにも一苦労(笑)。
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公開質問状の回答

先日ブログでお知らせいたしました、帯広競馬場の位置する北海道11区の衆議院議員選挙立候補者にお送りした、ばんえい競馬に関わる公開質問状の回答を公開いたします。

回答を頂いた候補者(五十音順・敬称略)
・石川 知裕
・中川 昭一
・渡辺 紫

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石川 知裕候補者
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貴会の活動に心より敬意を表しますとともに、ご質問について次の通り回答致します。

        記

1. ばんえい競馬は地域にとって有用であるか否か。

有用である。
今や、ばんえい競馬(商業的に)が存続しているのは十勝・帯広のみである。
昨今の娯楽の多様化に伴い、ばんえい競馬の財政的な側面が厳しいことは周知のことであるが、開拓以来「馬」と共に十勝が、北海道全体が歩んできたことは忘れてはならない事実である。その証拠に、ばんえい競馬のみならず「十勝馬唄」のような生活に根ざした民謡も生まれている。そのような背景を考慮した場合、後世に北海道の歴史を伝える上でも有効と考える。

2. 地域活性化のために、ばんえい競馬をどのように活用すべきか。

商業的なばんえい競馬は、帯広のみでの開催である。
しかし、十勝管内そして北海道内各所で、村祭などの折に輓馬が開催されていることに鑑みて、時期を限って岩見沢・北見など移動開催を行うことで地域振興の一助となるのではないかと考える。

                           以上

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中川 昭一候補者
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1. ばんえい競馬は地域にとって有用であるか否か?

A. 有用
 存廃問題が出ていた3年前、市長が存続の最終決断をするに至った経緯の中で、市長に助言をさせて頂き、存続に向け尽力をさせていただきました。
 やはり、長い年月をかけて発展してきた北海道十勝の馬文化の歴史そして北海道遺産である、ばんえい競馬の歴史を後世に伝えるために、十勝の観光資源の一つとして、他の観光資源と連携を取りながら十勝観光の象徴としてのばんえい競馬に携わっている方々と共に力を合わせて残して行きたいと考えている。

2. 地域活性化のために、ばんえい競馬をどのように活用すべきか、具体的にお答えください。

A. 「ばんえい競馬」は世界中を見回しても帯広にしかないのです。この観光資源としての優位性をもっと上手に利用し、もっと積極的に海外の観光客を呼び込む戦略を立てるべきだと考えています。また受験の際、縁起が良いという理由で「ばんばの蹄鉄が欲しい」と言っている受験生がいました。ばんば関連のグッズは、売るための戦略を練れば、飛躍的に売り上げが伸びる可能性を秘めていると思います。
 また、「ばんえい=ギャンブル」というイメージを少しでも払拭する為に、馬券の販売は一切行わない「ファンサービスデー」のような日を作り、すこしでも親子が競馬場に来やすい環境を作るのも手ではないでしょうか。多くの子供達が、ばん馬とふれあい、楽しむことが出来れば、この十勝にばんえい競馬がある意味が更に増すと思っています。

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渡辺 紫候補者
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 貴会の日ごろの活動に心から敬意を表します。
 ばんえい十勝は、多くの市民のみなさんのばんばという馬文化、開拓の歴史を残して欲しいという熱い思いが重なり合って存続されたと考えています。存続に向けての議論が行われた07年度のばんば系の子馬の生産は、約2,400頭といわれており、十勝だけでなく全道で生産されております。全道のばんば系、ばん系種馬の結接点としてばんえい十勝があり、お祭りばんばの全道大会やちびっ子ばんば、ホーストレッキングなど馬にかかわる様々な取り組みが行われればと考えています。
 競馬法はその収益の使途を、畜産の振興、社会福祉の増進、医療の普及、教育文化の発展、スポーツの振興及び災害の復旧のための施策を行うのに必要な経費の財源に充てると定めており、その維持のために福祉の財源を投入することは想定していません。したがって、公営ギャンブルとしてのみ生き残りをかけるのは、言下の経済情勢、余暇の多様化などのもとで難しいものがあると思っています。
 ばんえい十勝は、北海道・十勝の馬文化、開拓の歴史の結節点として有用であると考えます。
 同時に、全道のばんば系、ばん系種馬の結接点として多彩な取り組みが行われるならば、全道からの集客に寄与し地域の活性化に役立つものと考えます。