ばんえいファンにはお馴染みとなった山岸伸さんと太田宏昭さんの素敵な写真を使った新しいポストカードが出来上がりました。
アクティヴで迫力ある山岸さんのポストカードは8種類で各105円。
カレンダーでもお馴染みの、優しさ溢れる太田さんのポストカードは、新バージョン8種類、各150円となっています。
修学旅行案内協力
昨年度から帯広競馬場では修学旅行の中学生を受け入れていますが、帯広市の要請を受けて、本年度からは当会も修学旅行生の案内に協力しています。
訪れるのは、主に札幌、小樽方面の中学校ですが、馬との綱引きや人間ばんば、馬車体験など、多彩な体験メニューに生徒たちも大はしゃぎ。今や十勝以外では見ることも難しくなった大型馬たちに直接触れる貴重な学習を体験しています。
本年度受け入れ校数は7校。内5校が終了していますが、当会は、今後も積極的に同事業をサポートして行く予定です。
ミルキーとの綱引きを楽しむ修学旅行生
6月1日 騎手勉強会・協力
騎手不祥事事件を受けて、騎手自身が自らの姿勢を正そうと、6月1日、騎手勉強会が開催されました。
当会は、ばんえい騎手会(山本正彦会長)の要請を受け、同勉強会の講師役として参加。当会理事であり、話し方やマナーの専門家でもある小枝佳代理事が講師となり、まずは騎手の皆さんと忌憚のない意見交換を行いました。
騎手さんたちの戸惑いも多く、現状、何から始めて良いのかわからない、というのが本音のようでしたが、こうした勉強会を開くことによって、単に不祥事の反省のみにとどまらず、魅力あるばんえい競馬作りのために、騎手がどうあるべきか、その道を探り実現することができるものと期待し、今後も要請があれば当会としても勉強会に協力したいと考えています。
白毛&ブチ毛
ばんえい競馬今年度の話題をさらっているのは、何と言っても2頭の女の子。
1頭は、ばんえい競馬史上初の白毛馬ハクバビューティー。
一般に白馬と呼ばれる馬たちは「芦毛(あしげ)」。この馬たち、おとなになると白くなりますが、実は、生まれた時は黒かったり、茶色だったり。
しかし、ごく稀に、生まれた時から真っ白な馬体で生まれて来る馬がいて、これが「白毛」と呼ばれる毛色です。
サラブレッドでは、ユキチャンなど白毛の活躍馬も誕生していますが、ばんえい界では、今年能力検定を受かった2歳馬ハクバビューティーが初の白毛競走馬。まだ、小柄で勝ち星をあげてはいませんが、純白の馬体で観客を魅了しています。
もう1頭、注目の女の子が、エンジェルガガ。こちらも2歳馬で、かつ、ばんえい界では珍しいブチ毛。
彼女の母アローマドンナもブチ毛の競走馬として注目された、つまりはブチ毛二世馬。母が「マドンナ」だから、娘は「ガガ」と命名されたそうですが、この馬を管理する今井調教師によると「練習より勝負に行って頑張るタイプ。素直な頑張り屋さんです」とのこと。
前述のように白毛馬はJRAなどでも活躍していますが、ブチ馬の競走馬がいるのは、日本では、ばんえい競馬だけ。おそらく、世界でもブチの競走馬はいないんじゃないかと……。
それくらい貴重なブチ馬ガガちゃん。是非、本場に来て応援してあげてください。
5月15日 啓西小学校「総合学習」協力
帯広競馬場に最も近い小学校・啓西小学校の3年生が、今年は、競馬場を活用した総合学習に取り組みます。例年、行っている当会主催の出前授業に加えて、今年は「地域を学ぶ」という視点から、競馬場内に畑を作ることになりました。
当会も、同校の要請を受け、計画段階からこの学習に協力しています。
15日は、その学習の初日。教頭先生を始め学校関係者や競馬場関係者があらかじめ用意しておいた畑にやって来た3年生、55人が、ヒマワリ、ニンジン、ジャガイモ、ダイズの4種を蒔きました。3年生が小さな手で順番に種を蒔く姿は心温まるものでした。この畑は、内馬場ソーラーパネルの手前にあり、観客席からも見える場所にあります。今は、まだ何も目印がないので分かりにくいのですが、ヒマワリが成長すればきっと、観客の皆さんの目を楽しませてくれることと思います。
手入れや収穫を含めて、秋まで何度か児童が、この畑を訪れる予定ですが、その他にも、恒例の馬の出前授業など様々な形で啓西小学校3年生の馬にまつわる出前授業が展開されることになっていますので、その都度、会員の皆様には、これらの様子をお知らせいたします。
なお、この畑作業については、競馬場の道路整備などを委託されている山路工業の山路社長様から、馬糞堆肥を大量に提供いただきました。心より感謝申し上げ、会員各位にご報告する次第です。