9月10日 啓西小学校・競馬場で収穫作業

 当会もお手伝いし、5月から帯広競馬場の調教場で畑でジャガイモ、枝豆、ニンジン、ヒマワリを栽培していた啓西小学校3年生ですが、夏場の除草などの作業を経て、収穫の日を迎えました。
啓西小学校から徒歩で競馬場に到着した児童たちは、まず枝豆の様子を観察。持参した画用紙に丁寧にスケッチした後は、いよいよ収穫。水はけの悪い畑ですが、馬糞堆肥の効果と、先生方の補助のお陰で、どの作物も昨年以上の収穫量がありました。収穫後の枝豆の試食には当会スタッフも招待されましたが、事業が目白押しの時期だったため断腸の思いで辞退。冬の出前授業での再開を約束して、子供たちとお別れしてきました。

十勝晴れの秋空の下、収穫を楽しむ児童たち
19-7.jpg
 
収穫前の枝豆をスケッチ
19-8.jpg

8月31日 十勝牧場まつりにPRブース開設

 帯広市の北隣・音更町にある家畜改良センター十勝牧場で行われる「牧場まつり」も、今年で5回目。第1回目から参加している当会は、今年も、張り切ってPRブースを開設して来ました。
 当日は、あいにくの雨模様でしたが、ばん馬グッズの売れ行きは好調。十勝牧場担当者さんに制作していただいた馬に関するパネルを観る人も多くいらっしゃいました。また、「今年も、ばんえいさん、来たんだね」と声をかけて下さるお客様も多く、同まつりの中で、「ばんえい」という存在が定着して来たことを実感しました。

広大な敷地内で行われた牧場祭り                       
19-5.jpg
 
当会PRブースも人気を博しました
19-4.jpg

8月26日 啓西小学校写生会協力

 当会と共に「馬を核とした総合学習」に取り組んでいる帯広市立啓西小学校ですが、今回は4年生がリッキーを招いて写生会を行いました。この学年は、昨年(3年時)、馬の総合学習で馬と1年間、付き合った子供たち。という訳で、馬は見慣れた存在ですが、それでも写生となれば難しく、どの子もリッキーに間近に近寄っては細かな部分まで観察。リッキーの姿を写し取ろうと一生懸命でした。

19-2.jpg
 
19-3.jpg

8月17日(土)馬達に感謝をこめて「愛馬感謝の集い」実施

 いつも我々の前で全力で頑張ってくれる馬達。そんな馬達に感謝の意を表すために一昨年から「愛馬感謝の集い」を実施しています。
 帯広競馬場・厩舎エリアにある馬頭観音堂で実施しているため、形式上は仏式ではありますが、基本は無宗教の当事業ですので、本年度も参加者の皆さんは思い思いのスタイルで、活躍を続ける馬や残念ながら対岸にわたってしまった馬達に感謝の祈りをささげておられました。
 参加者は、当会会員の皆様さん、馬主協会の小坂事務局長、調教師会からは山本騎手会長を始め大河原騎手、村上騎手、浅田騎手といったベテラン・中堅から舘沢騎手らニューフェイスまで、調教師会からは金山会長を始め、田上師、皆川師、今井師、尾ヶ瀬師など多く先生方が顔を揃えました。勿論、主催者である振興室、コンピューター・ビジネスの方々も出席されましたが、今年は千葉装蹄所の皆さんや獣医師の森田先生、そして、当会会員でもある鈴木宗男さんも駆け付けて下さるなど、例年にも増してにぎやかなセレモニーとなりました。
 開催にあたっては、山田調教師が準備を統率、大口騎手の父上である大口哲夫氏と西邑調教師が会場整備に尽力してくださいました。また、多くの皆様から果物やお酒などのお祝いをいただきましたし、振興室有志の方々には幟を制作・寄付していただきました。そうした皆々様の馬への感謝の念あればこそ開催できるこの集いです。その全ては到底、ここに書き切れませんが、皆々様の想いに、きっと馬達も喜んでいることと思います。ご協力いただいた皆々様に心より感謝申し上げます。

ばんえい競馬に関わる様々な方が愛馬に感謝の心を伝えました
DSCF8030.JPG
 
大口さんが季節の草花で飾ってくださった観音堂には、参加者の皆さんから届けられたお祝いがたくさん供えられました
DSCF8042.JPG
 
馬頭観音堂の裏側には、対岸に渡った馬達の卒塔婆が立てられ、こちらにも参加者はお参りされていました
DSCF8016.JPG
 
当会会員でもある鈴木宗男氏も参加
DSCF8025.JPG
 
昨年、会員の皆様や馬主協会から頂いたお祝いで、お賽銭箱を作りました。下の台は、大口氏が制作、寄贈したくださったものです。
DSCF8045.JPG

7月27日(土)今年も馬車運行

 帯広競馬場と百年記念館を結ぶ夏季限定の馬車運行はじめて3年目。とかちむらの全面的支援を受けて本年度も、夏休み期間である7月27日から8月24日までの毎週土曜日、計5回、リッキー・ミルキーによる馬車の運行を行います。
 13時半に百年記念館前を出発して競馬場へ。帰りの便は16時・競馬場発となりますが、往復共に、片道2キロ程度の道のりを30分ほどかけてポクリポクリと進む風情ある道行。帯広の夏の風物詩として定着しつつあるこの馬車。是非、一度はご乗車ください。

馬車.jpg