7月13日(木)馴致・調教研修会後援

全道共進会に併せて十勝馬事振興会が行った研修会に調教用品(追い鞭、調馬索)などを進呈し、後援いたしました。

例年11月には当歳馬展示会が行われてきましたが、生産頭数の減少など諸々の事情を鑑みて、今年度は、ヒロユキモチダホースマンシップの持田裕之さんを講師に迎え、調馬索による運動や調教についての研修会が開かれました。

来年度以降、馬事振興会でどのような事業が行われるかは不明ですが、今回の研修会は、ばん馬、特に繁殖馬の運動不足解消、ひいては繁殖率の向上などに有用と考え、当会も生産支援の一環として協力させていただきました。

7月13日、14日(木・金)十勝家畜共進会後援

今年度は、四年に一度の全道共進会が開催されるため、同共進会は、その前哨戦となる重要な大会となりました。ただし、右肩下がりで減り続ける農用馬(ばん馬)の生産頭数に比例して、参加馬も少なめ。こうした生産の危機的状況を微力ながら下支えしたいと当会からは、参加馬全頭と関係者に賞品および記念品を贈呈いたしました。

7月8日(土)馬学セミナー「ばん馬と共に出来ること」

全国乗馬俱楽部振興協会の支援を受け、毎年開催しているセミナーですが、今年は、昨年に引き続き、ばん馬の多様な利活用、というテーマで講演会とワークショップを行いました。

基調講演では、講師に地域振興のプロである食彩創研代表取締役の若杉清一氏を招き、ばん馬や、ばんえい競馬の観光資源としての価値や、その活用法についてのヒントをお話しいただきました。

続いて、6つの小グループにわかれてのワークショップを行いましたが、ばん馬の魅力の洗い出しから、ばん馬と共に出来る様々な活動についてまで、参加者が各グルーブ検討。楽しく、しかし、真剣に活発な討論が行われました。

そして、最後に各グループが、それらの意見をまとめて発表。ばん馬の大きさを魅力の核として、外国人向けの乗馬イベントやコスプレなどに活用する案や、動物園での展示方法など、多様な意見が出されました。

今回は、帯広市職員や動物園関係者などもプライベートで参加されるなど、参加者も多様なメンバーとなりましたが、それだけに多角的で活発な討議なども行われる活気あふれるセミナーとなりました。

 

6月29日(木)郷土学習・南町中学校

6月1日に実施した同校での当会出前授業とのセットで、毎年、実施されている競馬場での郷土学習に協力いたしました。この学習では「馬の資料館見学」「コース見学」「ふれあい動物園でのふれあい体験」と、3つのプログラムが組まれていますが、当会は、ふれあい体験を担当し、生徒とポニーなどのふれあいをサポートしました。

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6月28日(水)出前授業・清川小学校(帯広)

例年実施している同校での出前授業ですが、今年は、3年生9名を対象に理科「草食動物と肉食動物」、4年生8名には社会科「北海道開拓と馬」というテーマで座学を実施。その後、2学年合同で、馬とのふれあい体験授業を行いました。

未だに帯広市PR馬の活動が再開されていないために、今回も当会所有ポニー「エクレア」での対応となりました。