今年度、ばんえい農園での農業体験や馬の出前授業など、馬をテーマとした総合学習に取り組んだ啓西小学校3年生ですが、その締めくくりとしてこの日、体験したのが馬ソリ。馬ソリが、どのくらいの速さ? 乗り心地は? など、昔の人々の生活を想像しながら馬ソリに乗った子供たち。「速かった~!」「楽しかった~!」「でも、これで毎日お買い物に行ったら大変!」など、実際に体験してみなければわからない感想が飛び出し、「活きた学習が出来た」と学校側からも感謝の言葉をいただきました。
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2月17日 帯広市立森の里小学校で出前授業
森の里小学校での出前授業は2年ぶりとなりましたが、今年は4年生40名と社会科の勉強をしてきました。開拓時代から馬たちがどんな風に人々の生活を支えて来た? そんな馬たちが、何故、昭和40年を境に激減したのか? 子供たちは一生懸命、当時を思い浮かべながら考えてくれました。
そんな学習の後は、実際に馬ソリに乗ったり、馬と触れ合ったり。楽しみながら機械化以前の人々の暮らしに思いを馳せていました。
なお、今回は、4年生と併せて、特別支援学級の児童たちを対象とした「馬とのふれあい体験」も実施。支援学級8名の児童たちも馬にまたがったり、ニンジンをあげたりと、少し怖がりながらも存分に馬とのひと時を楽しんでくれました。
12月6日 第2回馬学セミナー開催
本年度第2回目となる当会馬学セミナーを、12月6日(日)、帯広畜産大学かしわプラザで開催いたしました。
今回は、講師に全国乗馬倶楽部振興協会乗馬普及部長である藤田知己氏を講師にお迎えし、「乗馬の安全指導について」と題してご講演をいただきました。
訴訟に至る重大事故が頻発している近年、乗馬愛好家に安心して乗馬を楽しんでもらうためには、どんな対策が必要なのか、ということをテーマに、実例を掲げながらわかりやすくお話しいただきましたが、乗馬関係者には興味深いテーマであったこともあり、会場は超満員。定員50名を大幅に上回る大盛会となりました。
11月18日 芽室町立上美生小学校で出前授業
当会「馬の出前授業」を最初に行った上美生小学校。当会との交流も深く、今年も児童44人を含め、全校を挙げて歓迎してくれました。
少人数校ということもあって、教室での授業は低学年、中学年、高学年の3クラスに分けて実施。それぞれ「生活科・ウマって、どんな動物?」「社会科・馬が作った北海道の歴史」「総合的な学習・厩舎で働く人々」と題して、1時間、勉強に励みました。
その後は、いよいよ待ちに待った馬とのふれあいタイム。上美生保育所の子供たち7名も交じって、馬車に乗ったり、リッキーにまたがったり、ニンジンをあげたり、とリッキーとのふれあいを満喫していました。