10月6~8日 東京競馬場ばんえい十勝フェア協力

東京競馬場の秋の恒例イベントとなった「ばんえい十勝フェア」の実施に際して、当会も「ばんえいグッズ」販売などの部門で協力いたしました。

当会主催から帯広市主催に移行して今年で3年目の同フェアですが、従前と変わらず当会も運営には全面的に協力。ばんえい競走馬の大きな蹄鉄を提供するなど、グッズ販売でも、ばんえいを体感していただくよう努めました。

パドック横の「ばんえいPRブース」(入場門歩道橋より撮影)

PRブースには、実物大の「ばん馬バルーン」も設置されました

お昼休みには、矢野吉彦さん、荘司典子さん、目黒貴子さんによる「ばんえいトークショー」が開かれました

トークショーでは、馬場中央に据えられた超大型ターフビジョンに、ばんえいの画像が!!

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6月11日 帯広市立南町中学校で出前授業

一昨年から南町中学校の1年生が郷土学習として取り組んでいる「ばんえい競馬学習」。その一環として、当会・旋丸専務理事が馬の授業をしてまいりました。テーマは「帯広の開拓と馬の歴史」ということで、明治16年に依田勉三が帯広に入植して以降の、人と馬の暮らしについて1時間の講義を行いましたが、1学年230名という大人数にも関わらず、私語は皆無。全員が真剣に馬の学習に取り組んでくれる姿は感動的でした。

後日、この講義を受けた1年生全員から感謝のお手紙をいただきましたが、そこにも、講義で話した、ばんえい競馬と馬文化に関する内容がびっしりと書かれていて、再び胸を熱くしました。機会を捉えて、これらのお手紙も、皆様にご紹介していきたいと考えています。

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11月9日 十勝当歳馬展示会協賛

十勝管内における輓系馬の改良と生産意欲を向上させるため優良な当歳馬を展示する同展示会ですが、当会も生産者支援の一助となれば、と、今年も参加賞を提供いたしました。

今年は、30頭近くの駿馬が揃い賑やかな展示会となりましたが、インフィニティーやカネサブラックなど、新生ばんえい活躍馬たちの産駒も多く、一般のファンにも興味深い展示会となりました。この馬たちの中から未来のスターホースが生まれることを期待しつつ、参加賞を全馬の生産者に贈呈いたしました。

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カゲホウトウ(柏林賞勝馬)の姪(父キタノドリーマー) 引き手は長澤幸太騎手

11月8日 上美生小学校で出前授業を実施

芽室町立上美生小学校で出前授業を実施いたしました。

同校では、一年おきに当会の出前授業を実施していますが、特徴的なのは、全校生徒が教室での授業も受けること。低学年は生活科「馬ってどんな動物?」、中学年社会科「ばん馬の歴史」、高学年総合的な学習「ばんえい競馬に携わる人たち」と、それぞれにテーマを設け、各1時間ずつ、教室で学習し、その後に馬車体験などをする、というのが恒例のプログラム。

3時間の授業をする当会スタッフはフラフラですが、瞳を輝かせて話に聞き入ったり元気に手を挙げて発言したりする児童たちの姿に接すれば、話にも力が入ります。

その後の、馬とのふれあい体験では、全校生徒39名に上美生保育所の年長組4名を併せた43名の子どもが参加。上美生市街地を馬車で遊覧したり、背中に乗ったり、ニンジンをあげたり、と、楽しいひと時を満喫していました。

服部調教師が手伝えば、子供たちとキングは、こんなに仲良しに。これぞ服部マジック。

11月2日 上浦幌中央小学校で出前授業

浦幌町立上浦幌中央小学校で出前授業を実施いたしました。同校での出前授業は3年ぶり、2回目ですが、今回も3・4年生、11名を対象に、十勝の歴史と馬の役割の授業をしてまいりました。

農村地帯の小さな学校だけに、農村で馬が果たしてきた役割については、リアルに想像してもらえたようですが、「大都会でも馬は物流の要として大活躍していたんだよ」という話をすると、とても驚いた様子。大都会の真ん中で馬車を引く馬の写真など見ては「おお~」と歓声をあげるなど、人と馬の歴史を真剣に学んでくれました。

こうして一生懸命勉強した後は、いつものように、お楽しみの「馬とのふれあい」タイム。こちらは3・4年生だけではなく他学年も参加……とは言っても、全校生徒数37名の小規模校なので、は馬車に乗り、全員が馬の背中にまたがっても、まだ時間のゆとりがたっぷり。ということで、馬車を引いてくれたミルキーにニンジンをやったり、顔をなでたり、存分に馬とのふれあいを楽しんでいました。

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