10月1日 ばん馬まつりにて「楽しい馬体講座」実施

帯広競馬場最大のお祭り「ばん馬まつり」の協力イベントとして、「楽しい馬体講座」を実施しました。

今年も、PR馬の活動は自粛ということで、ポニーのエクレアが、ここでも活躍。小さな体を使っての馬体解説となりました。馬の歯の構造や目の見え方などについて当会専務理事の旋丸が解説を行った後は、出前授業でもおなじみとなった「馬が食べる草当てクイズ」。ブルーシートに広げられた草の中から、エクレアが食べるものを選ぶクイズですが、エクレアが喜んで食べたり、プイッと横を向いたり。そんな反応に子供のみならず、おとなの観客も歓声をあげ、喜んでくれました。

また、今年のスペシャルイベントとして、クイズや解説に参加してくれた子供たちにはガチャのコインをプレゼント。ガチャで、フィギュアやキーチェーンなど馬グッズをゲットして、みんな大満足のイベントとなりました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

9月27日 森の里小学校出前授業

森の里小学校での出前授業は10年以上の前から続く、当会恒例行事ですが、とは言え、授業を受けてくれる児童は毎回、はじめましての子供たち。なので、今年も、気持ちを新たに、スタッフ、ポニーのエクレアと共に同校に向かいました。

いつものように「馬と北海道開拓の歴史」というテーマで、4年生2クラス42名と共に座学の授業を行った後は、校庭で馬とのふれあい体験というプログラムでしたが、今回は、「若手育成事業」に参加してくれている帯広畜産大学の男子学生がお手伝いし、出前授業を行いながら、若手育成も行える、という「一粒で二度おいしい」事業に。前日には、ポニーの扱い方をスタッフに特訓してもらった甲斐あって学生の指示にエクレアも大人しく従い、無事に授業は終了しました。勿論、子供たちの喜び方は、いつも通り……いや、いつも以上だったかも。

小学生にとっても、大学生にとっても、馬を知り、馬を楽しむ一日となりました。

 

9月21日 芽室南小学校で出前授業

秋の出前授業第一弾は、芽室町立芽室南小学校で行いました。

同校での当会出前授業は初めて、ということで、人馬共に少し緊張気味のスタートでしたが、農村地帯の小規模校ということで、のんびりとした雰囲気の中、和気あいあいとした授業となりました。

今回、授業を受けてくれたのは、4年生から6年生までの41名。ちょっと人数が多めだったことから、座学は体育館で行いましたが、広い体育館の中に、子供たちの元気な発言が飛び交う活発な授業で、まずは一時間目が無事終了。

つづいては校庭に出ての、馬とのふれあい体験でしたが、こちらもポニーのエクレア号を取り囲んで、「可愛い!」「体重は何キロあるの?」などなど、子供たちの笑顔が満開。恒例となった「食べる草当てクイズ」でも、「この草は食べる?」「あ~、食べないんだ~」など、エクレアの反応に一喜一憂しながらの楽しい学習となりました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

9月16日~10月9日 絵画展「ばん馬に魅せられて 三人展 from Osaka」開催

大阪在住の女性三人による絵画展「ばん馬に魅せられて」を、帯広競馬場ふれあい動物園内ばん馬ギャラリーで開催いたしました。

今回、展示されたのは北野佳代子さん、鈴木房子さん、中村和子さんのお三方が描かれた15作品。いずれも、ばんえい競馬と、ばん馬を題材とした作品ですが、キサラキクやリッキーなど思い出の名馬のデッサンから100号のという巨大な油絵まで、多彩な作品が並び、訪れた人を魅了。そうした中には、調教師さんやそのご家族、その他、ばんえい関係の方も多く、絵画を通じて、たくさんの方々が繋がった素敵な絵画展となりました。

また、当会としても、遠く大阪にも、ばんえい競馬を支援する作品を届けてくださるファンがいらっしゃることに感動すると同時に、帯広競馬場で、こうした芸術の薫り高い催しが出来る幸せを噛み締めることのできた催し物となり、作品を提供いだいたお三方は勿論、応援いただいた厩舎関係者の皆々様にも深く感謝する次第です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

9月1、2日(金・土) 全道共進会後援

4年に一度の全道共進会ですが、今回も、当会から馬の部門の「最高位」1頭、「一等一席」7頭、参加全馬50頭に、それぞれ賞品を提供いたしました。

同共進会は、その名の通り、北海道全域から各地区の大会を勝ち抜いた駿馬が集う大きな大会。馬部門の他にも乳牛や和牛の部門もありますが、馬部門も、農用馬(重種馬)のみならず、北海道和種馬(ドサンコ)と小格馬(ポニー)部門が設けられ、様々な馬と出会うことの出来る貴重な機会となっています。農用馬、和種馬、小格馬、それぞれの部門でチャンピオンが選ばれ、更に、その三部門のチャンピオンの中から最高位(グランドチャンピオン)が選出されますが、今年は、農用馬の繁殖牝馬ホワイトマンカツ号が、最高位の栄冠を獲得しました。

(写真上)最高位に輝いたホワイトマンカツ号

(写真下)同号には当会からも副賞として、ばん馬を意匠したステンドランプを贈呈いたしました。