特別講演に是非、ご参加ください

 現在、帯広競馬場内で開催している「馬文化体感展」ですが、そのメイン・イベントとして、下記要領で、特別講演を実施いたします。
 長年、獣医師として活躍された橋本民雄先生と、同じく獣医師である三宅陽一当会理事長との対談形式の講演。機会化以前の馬と人の暮らしを、楽しく語ったいただきますので、皆様、是非、お誘いあわせのうえ、ご来場ください。

                記

特別対談講演「獣医師から見た昔日の馬と人の暮らし」
 日時:10月13日(日)10時~
 場所:帯広競馬場2階 ファンルーム
 出演:橋本民雄氏(北海道獣医師会名誉会員)
    三宅陽一(元十勝獣医師会会長、とかち馬文化を支える会理事長)
     
十勝で獣医師として長年活躍された橋本民雄先生と、元十勝獣医師会会長の三宅陽一当会理事長が、機械化以前の馬と人の暮らしについて、対談形式で講演していただきます。写真展で駄付されたドサンコたちが力強く競馬場内をパレード。開拓時代から、人々の生活を支えた、その姿を肉眼でご堪能ください。

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8月31日 十勝牧場まつりにPRブース開設

 帯広市の北隣・音更町にある家畜改良センター十勝牧場で行われる「牧場まつり」も、今年で5回目。第1回目から参加している当会は、今年も、張り切ってPRブースを開設して来ました。
 当日は、あいにくの雨模様でしたが、ばん馬グッズの売れ行きは好調。十勝牧場担当者さんに制作していただいた馬に関するパネルを観る人も多くいらっしゃいました。また、「今年も、ばんえいさん、来たんだね」と声をかけて下さるお客様も多く、同まつりの中で、「ばんえい」という存在が定着して来たことを実感しました。

広大な敷地内で行われた牧場祭り                       
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当会PRブースも人気を博しました
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8月26日 啓西小学校写生会協力

 当会と共に「馬を核とした総合学習」に取り組んでいる帯広市立啓西小学校ですが、今回は4年生がリッキーを招いて写生会を行いました。この学年は、昨年(3年時)、馬の総合学習で馬と1年間、付き合った子供たち。という訳で、馬は見慣れた存在ですが、それでも写生となれば難しく、どの子もリッキーに間近に近寄っては細かな部分まで観察。リッキーの姿を写し取ろうと一生懸命でした。

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馬車運行 好評の内に終了

 帯広競馬場と百年記念館を結ぶ夏季限定の馬車運行をはじめて3年目。本年度は、帯広競馬場前観光施設「とかちむら」の全面的支援を受けて、夏休み期間である7月27日から8月24日までの毎週土曜日、計5回、リッキー・ミルキーによる馬車の運行を行いました。
 百年記念館と競馬場の片道2キロ程度の道のりを30分程かけてポクリポクリと進む風情ある道行。帯広の夏の風物詩として定着しつつあるこの馬車ですが、今年も好評の内に無事終了いたしました。

百年記念館前から発車する馬車(写真撮影:三宅陽一)
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8月17日(土)馬達に感謝をこめて「愛馬感謝の集い」実施

 いつも我々の前で全力で頑張ってくれる馬達。そんな馬達に感謝の意を表すために一昨年から「愛馬感謝の集い」を実施しています。
 帯広競馬場・厩舎エリアにある馬頭観音堂で実施しているため、形式上は仏式ではありますが、基本は無宗教の当事業ですので、本年度も参加者の皆さんは思い思いのスタイルで、活躍を続ける馬や残念ながら対岸にわたってしまった馬達に感謝の祈りをささげておられました。
 参加者は、当会会員の皆様さん、馬主協会の小坂事務局長、調教師会からは山本騎手会長を始め大河原騎手、村上騎手、浅田騎手といったベテラン・中堅から舘沢騎手らニューフェイスまで、調教師会からは金山会長を始め、田上師、皆川師、今井師、尾ヶ瀬師など多く先生方が顔を揃えました。勿論、主催者である振興室、コンピューター・ビジネスの方々も出席されましたが、今年は千葉装蹄所の皆さんや獣医師の森田先生、そして、当会会員でもある鈴木宗男さんも駆け付けて下さるなど、例年にも増してにぎやかなセレモニーとなりました。
 開催にあたっては、山田調教師が準備を統率、大口騎手の父上である大口哲夫氏と西邑調教師が会場整備に尽力してくださいました。また、多くの皆様から果物やお酒などのお祝いをいただきましたし、振興室有志の方々には幟を制作・寄付していただきました。そうした皆々様の馬への感謝の念あればこそ開催できるこの集いです。その全ては到底、ここに書き切れませんが、皆々様の想いに、きっと馬達も喜んでいることと思います。ご協力いただいた皆々様に心より感謝申し上げます。

ばんえい競馬に関わる様々な方が愛馬に感謝の心を伝えました
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大口さんが季節の草花で飾ってくださった観音堂には、参加者の皆さんから届けられたお祝いがたくさん供えられました
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馬頭観音堂の裏側には、対岸に渡った馬達の卒塔婆が立てられ、こちらにも参加者はお参りされていました
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当会会員でもある鈴木宗男氏も参加
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昨年、会員の皆様や馬主協会から頂いたお祝いで、お賽銭箱を作りました。下の台は、大口氏が制作、寄贈したくださったものです。
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