11月11日 おびひろ動物園「馬ふれあい舎」お披露目イベント協力

おびひろ動物園の「ばんえい引退競走馬導入」について当会は、ばんえい振興室からの依頼により、企画当初から資金面、運営面など様々な角度から協力させていただいていましたが、十年近い歳月を経て、ようやく、ばん馬を飼育する「馬ふれあい舎」が完成。12月の正式オープンを前に、おびひろ動物園で行われた同舎お披露目式にも、当会の三宅理事長など役員が参加しました。

木のぬくもりを活かした同舎は、馬にストレスをかけないよう色々な工夫がなされたユニークな厩舎。入園者と馬のふれあいを前提に、厩舎外部には手洗い場も設けられていますが、その壁に埋め込まれた、ばん馬の蹄鉄も当会から寄贈させてもらったもの。この日は、お披露目会の参加者が、蹄鉄の横にタイルを貼るイベントも用意され、ばん馬の大きな蹄鉄の横に、子供たちが思い思いにタイルを次々と張り付ける姿は実に楽しそうで、心温まる風景でした。

 

11月3日~12月18日 キャラ弁優秀作品掲示

10月に結果を発表した「全国高校生キャラ弁コンテスト」の受賞9作品を、帯広競馬場内スタンド中央の当会掲示板にて掲示いたしました。

今年は、受賞作を大きく印刷した横5メートルのポスターを掲示板いっぱいに掲示。高校生が工夫を凝らし、腕を振るったキャラ弁の細部まで、しっかりと見えるため、競馬場を訪れた人は、みんな足を止め「凄いね」「細かいね」「可愛いね」と感嘆の声をあげていました。

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10月1日 全道祭典ばんば1歳馬決勝大会協賛

「全道祭典ばんば1歳馬決勝大会」は、その名の通り全道で行われる草ばん馬のチャンピオンが一堂に会し、帯広競馬場の本走路で1歳馬の最高峰を目指すレース。草ばん馬の衰退と共に、年々、出走馬は減少していますが、それでも、生産者、育成関係者にとっては、晴れの大舞台。

当会も生産者支援の一環として毎年、協賛金を提供していましたが、コロナでこの3年間は実施が見送られていました。

という訳で、この日は、待ちに待った4年ぶりの開催。全道から7頭の精鋭が集結し、熱戦を繰り広げましたが、音更町産馬ホクセイマリコが、見事なレースぶりで栄冠を勝ち取りました。

10月15日~12月18日 帯広畜産大学写真サークル「ばんえい写真展」開催

コロナで頓挫していた帯広畜産大学写真サークルの「ばんえいカレンダー」が復活。会員の皆さんには、既に同カレンダーをお届けしていますが、ここに掲載された作品を中心とした「ばんえい写真展」を開催しました。場所は、帯広競馬場ふれあい動物園内の「ばん馬ギャラリー」。

7名の学生による18作品を展示しましたが、今回は額装から展示、ポスターの制作に至るまで、全て同サークルの学生が手掛けた点が例年と大きく違ったところでした。

その情熱が伝わったのか、これまでの学生写真展を大きく上回る方に来場いただくなど、評判も上々。学生たちも「楽しい経験になりました」と充実感を滲ませていました。

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10月1日 ばん馬まつりにて「キャラ弁コンテスト」表彰式開催

昨年に引き続き今年も、ばん馬まつりの1プログラムとして、ステージで「全国高校生キャラ弁コンテスト」の表彰式を開催いたしました。

表彰は、大賞1作品、優秀賞3作品、アイデア賞5作品の計9作品に対して行いましたが、受賞者が大阪や沖縄など遠方の方も多く、そうした方々にはWebでご参加いただきました。

受賞者には、当会・三宅陽一理事長から、表彰状とトロフィー、十勝の物産セットを贈呈。式典に参加したアイデア賞受賞の西岡優希さん(北海道立幕別清陵高校)は、「いつもは、あまりお弁当を作らないですが」と言いつつ、今回のお弁当は「お父さんに食べてもらいました。美味しいって言ってくれました」と心温まるエピソードを語ってくれました。

全国から応募のあった今コンテストでしたが、十勝を含めた北海道内の応募は少なく、その点だけが残念な結果に。来年こそは、地元の受賞者でステージがいっぱいになることを期待しています。

遠方の受賞者はWebで参加。モニター(写真右端)から喜びの声も伝えられました。

アイデア賞を受賞した西岡優希さん。副賞の十勝物産詰め合わせを手に喜びの表情