9月16日~10月9日 絵画展「ばん馬に魅せられて 三人展 from Osaka」開催

大阪在住の女性三人による絵画展「ばん馬に魅せられて」を、帯広競馬場ふれあい動物園内ばん馬ギャラリーで開催いたしました。

今回、展示されたのは北野佳代子さん、鈴木房子さん、中村和子さんのお三方が描かれた15作品。いずれも、ばんえい競馬と、ばん馬を題材とした作品ですが、キサラキクやリッキーなど思い出の名馬のデッサンから100号のという巨大な油絵まで、多彩な作品が並び、訪れた人を魅了。そうした中には、調教師さんやそのご家族、その他、ばんえい関係の方も多く、絵画を通じて、たくさんの方々が繋がった素敵な絵画展となりました。

また、当会としても、遠く大阪にも、ばんえい競馬を支援する作品を届けてくださるファンがいらっしゃることに感動すると同時に、帯広競馬場で、こうした芸術の薫り高い催しが出来る幸せを噛み締めることのできた催し物となり、作品を提供いだいたお三方は勿論、応援いただいた厩舎関係者の皆々様にも深く感謝する次第です。

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9月1、2日(金・土) 全道共進会後援

4年に一度の全道共進会ですが、今回も、当会から馬の部門の「最高位」1頭、「一等一席」7頭、参加全馬50頭に、それぞれ賞品を提供いたしました。

同共進会は、その名の通り、北海道全域から各地区の大会を勝ち抜いた駿馬が集う大きな大会。馬部門の他にも乳牛や和牛の部門もありますが、馬部門も、農用馬(重種馬)のみならず、北海道和種馬(ドサンコ)と小格馬(ポニー)部門が設けられ、様々な馬と出会うことの出来る貴重な機会となっています。農用馬、和種馬、小格馬、それぞれの部門でチャンピオンが選ばれ、更に、その三部門のチャンピオンの中から最高位(グランドチャンピオン)が選出されますが、今年は、農用馬の繁殖牝馬ホワイトマンカツ号が、最高位の栄冠を獲得しました。

(写真上)最高位に輝いたホワイトマンカツ号

(写真下)同号には当会からも副賞として、ばん馬を意匠したステンドランプを贈呈いたしました。

8月27日(日)馬耕勉強会開催

コロナで中断していた馬耕勉強会を再開いたしました。

年に一回程度開催している同勉強会ですが、今年は更別町の「さらべつポニーファーム」で開催。馬耕に興味ある方々で30名の定員枠いっぱいになった同勉強会。当会が馬耕指導者として育成した蛭川氏が愛馬・桃姫で草地を起こすなど、本格的な馬耕を披露し、参加者はそれらを見学したり、その後は実際に馬耕を体験したり、と充実した勉強会となりました。

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8月20日(日)馬搬実演(馬文化祭り)

今年の馬文化祭りのテーマは「ひっぱるお馬」。ということで、今回は、実馬を使った催しとして、ポニーによる馬搬の実演を行いました。

この日開催された十勝振興局「木の暖房フェス」との関連イベントでもあったため多くの観衆の来場が予想されていましたが、豪雨にたたられ、集客はイマイチ。それでも馬文化に興味ある方々が集まり、馬搬にも挑戦していただきました。

 

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8月19日(土)~9月15日(金)  馬文化祭り開催

今年の馬文化祭りは「ひっぱるお馬」と題して、牽引馬の文化を紹介。スタンド中央に牽引に関する解説を掲示すると共に、牽引馬具などを展示いたしました。

展示した牽引馬具の内、天井(頭絡)と胴びきなどは、当会が馬耕技術伝承プロジェクトのために制作した新品のもの。帯広にある馬具工房に発注して作ってもらったものを展示いたしました。

また、わらび型とガラについては、ばんえい競馬に使用されたものと、かつて農家で使用した旧式のものを比較展示。素材や大きさの違いを実感していただけるよう工夫いたしました。

なお、この競走馬用の巨大なガラは、谷あゆみ調教師から拝借したもの。標津柄と呼ばれる今日では珍しくなった市松模様のデザインもさることながら、「今、うちの厩舎では使う馬がいない」と谷さんが語るほどの特大サイズも貴重なガラ。

おがわじゅりさんによる解説イラストも好評でしたが、掲示期間には多くの競馬場イベントが行われたこともあり、多くの観客が足を止めて解説や展示品に見入っていました。

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