6月3日、4日、別海資料収集

当会では昨年度から、ばんえい競馬や、そのルーツである労働馬の資料収集事業を実施していますが、会員様からのアドバイスを受け、別海郷土資料館と、その分館である豊原分館に行って、資料を収集して来ました。

別海郷土資料館は、別海町の開拓から今に至る人々の生活や自然に関する資料が収められた資料館。農機具や明治以降の日常品などが収められたコンパクトながらも充実した施設ですが、馬車をひく北海道和種馬の剥製があり、当時の馬車用馬具などが詳細に見られたのが大きな収穫でした。

しかし、圧巻は何と言っても豊原分館。パイロットファーム資料館の別称通り、パイロットファーム計画で入植した別海町の人々の写真や当時の農機具が所狭しと並べられ、圧倒されました。資料館学芸員の方のご厚意で、それらの中でも馬に関するものについては全て撮影させていただきましたので、今後、様々な形で皆様にご紹介していきたいと思っています。

また、農機具の取材もさせていただきましたので、馬耕技術伝承プロジェクトの参考にもさせていただく予定です。

豊原分館に展示されている写真
ガラだけでも、こんなに多数展示