チャグチャグ馬コ 大成功!

地元メディアでも大きく取り上げられておりましたが、以前からの告知通り、3月23日、24日の両日、「チャグチャグ馬コ in 帯広」を開催いたしました。
 とかち馬文化を支える会では、毎年、「馬文化まつり」と題して馬文化に関わるイベントを行っておりますが、昨年は、無形民俗文化財である岩手県のお祭り「チャグチャグ馬コ」の保存会の皆様を招き、帯広競馬場できらびやかな装束をつけた馬のパレードを敢行。大好評を博しました。
この好評にお応えして、今年も同イベントを開催することと致しましたが、本年は、更にバージョンアップ。チャグチャグ馬コのふるさと=岩手県滝沢村から駆けつけて下さった総勢22名の「チャグチャグ馬コ同好会」のメンバーと共に、ばんえい競馬の本年度開幕に併せ2日間にわたってイベントを実施。
23日には、絢爛豪華な衣装を全身にまとった4頭の馬が、帯広駅前から中心部の商店街・広小路、道東唯一のデパート「藤丸」前などを鈴の音も高く行進。途中、帯広市役所では帯広市・米澤市長を表敬訪問。この豪華なパレードに、道行く人のみならず、沿道のビルからも多くの人たちが、色彩豊かな衣装で飾られた馬や、その鞍上に座る子供=「姉っこ」に手を振ったり、感嘆の声をあげたりしていました。

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絢爛豪華な衣装で市内をパレード

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米澤・帯広市長(左)を表敬訪問する藤倉喜久治・滝沢村敢行協会会長

 また、翌日24日は、ばんえい競馬開幕初日を迎えた帯広競馬場で、再びチャグチャグ馬コを披露。この日は、多くの観客の見守る中、馬への装束の装着から公開。一式500万円以上という、極彩色の馬具の装着に観客も見とれるばかり。馬装が整った後は、馬とチャグチャグ馬コのメンバーが入場門で観客をお出迎えし、写真撮影会なども行われました。

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 そして、勿論、同競馬でもパレードを実施。午前11時のプレ・パレードに続き、14時からは、いよいよ本番の競馬場内パレード。前日同様、可愛い「姉っこ」がまたがった4頭の馬コがスタンド前に現れると、レース前で閑散としていたスタンドがたちまち人で溢れ、チャグチャグ馬コの踊りなどに見入っていました。

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 昨年も皆様から絶賛された当イベントでしたが、本年度は、競馬場のみならず帯広市内でも多くの人々に馬文化を実感いただくことが出来ました。これも、滝沢村から駆けつけてくださった「チャグチャグ馬コ同好会」や村役場、商工会、観光協会の皆々様のお陰と深く深く感謝申し上げます。また、このイベント実施にあたっては、帯広市、オッズパークばんえいマネジメントなどなど、様々な方々からご協力いただきました。当会役員も含めて、全ての方々に心より感謝申し上げます。(とかち馬文化を支える会・専務理事=旋丸巴)